こちらの続きになります
まだお昼で時間があったので
前鬼ブルーの下流に落ちる、こちらにも行くことにしました。
(遠望写真は帰りに撮りました)
7年前に来た時と、看板が変わってる！
懐かしいなぁ。
まずは、遊歩道をひたすら下りて
再びの前鬼川。
7段の、不動七重の滝の1番下がチラリ。
ああ、そうそう、この色にも感動したっけなぁ
上流と少し色が違うけど、これも本当に美しい。
これでもかと思うくらいお腹いっぱいになる。
ここからは、ひたすら上りの階段になるのだけど
ねぇ、9月だよね.....
またまた暑くてめちゃ汗ダク.....、なんか朦朧としながら
階段、しんどー
今年1番しんどかったんじゃないかと思うくらいだった(笑)
ただの遊歩道の階段なのに(笑)
そして、展望台到着。
ここから見えるのはちょこっと2段めと、でっかい3段め。
ふぅ〜、とひと息ついて
「行くでしょ？」と。
..........う、ん、？？？
ハーネスを装着して、展望台からはずれて
がさごそがさごそ(笑)
そして懸垂下降でおりていく。
さらにもう一本ザイル追加でおりていく。
って、TAKUさんの背後に、すでにヤバい景色が見えてるんですがあ〜？！
そして.....
オーマイガーあああああ･:*+.\(( °ω° ))/.:+
上にチョコっと見えているのが、先ほど展望台から
見た3段目。
そして今、目の前に見えているのは、貴重な6段め
見えてないところに、小さな4段めと5段めがあるらしい。
..................。
.........言葉をなくした(/ _ ; )
こんなにも激しい音立てて落ちているのに
すごぉぉく、キレイなんだもの......
と、TAKUさんが対岸へ渡った。
滑りやすいから、と、フェルトソールで来たけど
フェルトでも滑る
ほんの1メートルもない渡渉なんだけど
水流が激しく
私は絶対、つるんと滑るイメージしかできない( ；∀；)
滑ったら、そのまま7段めの滝へ落ちる。助からない
今まで他に危険な場面はあったとは思うんだけど
(覚えてないけど
)
この時、初めて、死んじゃったらどうしよう
ってなりました(´･_･`)
自分もだけど、自分が滑って、TAKUさんを巻き添えにしちゃったらどうしよう
ってなって、「私はここでいい
」と対岸へは行きませんでした。
進むをやめたのは初めてだったかもしれません。
そのままそばにあった岩に腰かけたけど
あんなところに立ち止まってるほうが危なそうに見える↓↓
救助を待ってる遭難者みたいでしょ(笑)
このとてつもなく大きな滝の上流に
さっきの美しい前鬼ブルーや神聖な三重の滝があるわけで
それらが全部集まって、ここに流れ落ちてる.....
なんだか人生の集大成みたいだね。
花火が上がった。
安室ちゃんの花火も上がった。
帰りは
TAKUさんに登高器をお借りして
よいしょこらしょ、えっさほいさと登り返しましたが
TAKUさんはフリーで普通に登り返していました。
↑え？は？
展望台に戻って、また、がさごそがさごそ(笑)
第2段！！懸垂下降。
こっちの懸垂下降は怖かったです。
えー、無理ーってなったけど、よく覚えてないけど
ちゃんとおりたみたい。
途中で見た景色。
もうすでに飛沫がすごい！！！
そして......
3段めの滝下に無事、着地。
立ってるのも、おろおろするくらい暴風
なんかもうわけわかんなくなってました(笑)
それまで直瀑だと思っていたけど
ここも、こんなに水量爆発的なのに、美しくて
どこかふんわり感じたの。
でも、やっぱり長居はできませんでしたけどね
この景色の一部になれて嬉しい。
人間なんて、こんなちっぽけな生き物。
ここにある全部が私を生かしてくれている。
私はこの人生をやるために生きてきたんだ
生まれてきたんだって思えた。
って、カッコいいこと言っておきながら
ここの登り返しで、ずるずる苦戦して
TAKUさんが引っ張り上げてもらった私です(；´Д`A
展望台に戻ったあと
7年前と同じ場所に立ってみようと
がさごそ向かったのだけど
あれ？ちょっと違うところに出てしまいました
まあ、ここでもいっか〜(笑)
ここからでもじゅうぶん素晴らしいのであります
もうお腹いっぱい過ぎて動けません。
でも帰らなくちゃ......と車に戻りました。
山ビルのお土産つきで
帰りに遠望地から、感慨深く眺めました。
あの下に、あの中にいたんだなぁ.......。
前鬼ブルー、三重の滝、不動七重の滝、と全部まわれて
なんてなんてスペシャル過ぎるんだぁ.....
全部全部、繋がってるんだね.....。
この景色見ながら
この日見た景色全部、この日触れた全部、この日感じた全部を思っていたら
ヒッキーの"Deep river"が頭の中、流れました。
好きな歌
今回の私の動画は、25分と最長になってしまいましたが
どうかどうか最後まで見ていただきたいと思います(´・ω・｀)
私の力では、私が感じた100分の1くらいしか伝えられないのが悔しいですが
さて、これで紀伊半島とはおさらばなのですが
北上して帰路へ向かえばいいのか
南下？して帰路へ向かえばいいのか
よくわからないので、ここに来てみた
初めてかなあ？
幸せのため息つぎながら、ぼんやり温泉に浸かりました
(*´-`)
帰りながら、翌日はいつもの心のふるさとへ寄るため
岐阜県へ向かいました
胸いっぱいで夕飯を食べるの忘れて
どっかのSAでソフトクリーム食べてた(笑)
続く