神事=セックス




太古の昔、最も神の存在を近くに感じる
方法のひとつは、セックスをすることでした

その役割を巫女が担っており、
祭祀で神をその身に降ろしていました。

つまり、エクスタシーに達した時の
トランス・瞑想状態が最も
神の世界に近づく瞬間だったのです。

別の言い方をすれば、
「セックスは自己超越の扉でもある」ということ。

そして、
セックス(性)と神(聖)の間には梯子が必要で、
その梯子とは 愛であり、瞑想でした。

性は 愛と瞑想の梯子を通して、創造になります。


日本神話も、イザナミとイザナギの性交によって、国は生まれますが、これは、「性」は創造性を司るエネルギーであることを意味しています。

現代ではアダルト産業、風俗産業などでは、
性を消費されるものとして扱われていますが、
 
本来、性は単に生殖のためや性的快楽のためじゃなく、国を生んだ創造的かつ神聖な行為でもあることを 思い出す必要があるかもしれません。






3種類のオーガズム



性的なエネルギーが下に向かえば、
それは生物学的な働きをし、上に向かえば、
それはスピリチュアルな働きをします。


オーガズムには
三つのタイプがあります。


1● 性器のオーガズム=一般的なもの。
一瞬で終わり、一時的にスッキリする。


2● 全身のオーガズム=性エネルギーが脳、そして全身を循環することによって生じるエネルギーオーガズム。終わりがなく続くオーガズム。


3● 魂のオーガズム=パートナーとの性エネルギーの交換、身も心も融合することにより起こる。瞑想的な魂の交合。


ひとつめはよく知られている
興奮のクライマックス体験です。

でも、クライマックスを迎えると
緊張は解けますが、
終わりもやってきます。

エネルギーが、じぶんの中にやって来て、
出て行ってしまいます。

それによって、
あなたはスッキリして、眠りにつきます。







全身オーガズムと九浅一深押突法



 第二のオーガズムは、
「波動エネルギーオーガズム」とも
「全身のオーガズム」ともいいます。
  

全身のオーガズムは、快感とヒーリングエネルギーを高め、高次の霊的エネルギーへと変容するためのエネルギーをさらに多く得る手段です。

陰陽に分割されていないシャクティ(クンダリニー)の力は全身に快感と解放をもたらします。


その中に
九浅一深押突法」という方法があります。

一回一回が愛の突き… だと意識しながら、女性が独自の神秘的な9の周期に従って目覚めていく方法で、

字のごとく、九回浅く突いて、
最後の一回を深く挿入する、というものです。


浅くつく時は、Gスポットを刺激し、
最後の一回で 奥を刺激するのですが、

急がずに女性に少しずつ灯りを
ともしていくような感覚で行います。

男性が、射精が近いと感じた際は、挿入をやめて、精液を出すのではなく、呼吸法でエネルギーを百会変まで引き上げます。

女性も、子宮と下丹田のエネルギーが高まったら、中丹田(ハート)と上丹田(頭部)に波状にパワーを上昇させます。

女性の側に、エクスタシーの波がきたら
そのまま身を任せて 大丈夫です。

なぜなら、女性は通常の性行為でも
ほとんど エネルギーを失わないからです。

男性側は、少し落ち着かせてから、再び挿入して、また上方へ引き上げる…これを繰り返すうちに、お互いの性エネルギーは2倍、3倍に増えます。射精しないのがポイントです。

エネルギーが
全身を循環器しはじめると
相手は「全体性(存在)」への扉になります

男性と愛を交わしているとき、あなたは、
存在そのものと愛を交わしています

深い交合の中にとどまるなら、
相手は「男神、女神」のようになり、
相手は「全体」の顕れになります。


このオーガズムでは、波動のエネルギーの波のうねりが全身に広がり続けて、内収オーガズムが30分、1時間、2時間、あるいはそれ以上に引き延ばされていき、エクスタシーも徐々に高まって最終的には極めて大きなエクスタシーを享受することになります。

この方法がうまくいくと、快楽のための代価として生命エネルギーを支払うことなく、いつまでも続けることができます。






健全な性行為のことを
英語で「メイキングラブ」と言いますが、

私たちはその時、まさに
愛を作っている」のです。


セックスは、
第ニの全身のオーガズムを通して、
愛に変容されます。

そして、愛もまた
第三のオーガズムを通して、

光に、瞑想体験に、
究極の神秘に変容されます


男性と女性の外側(身体)での結合による
オーガズムは一時ですが、

内側の結合は身体の重なりは必ずしも必要でなく、ふたつの分かれた男性性と女性性が一つなるとき起こります。

 
第一のオーガズムを
終わりのある頂上
のオーガズムとするなら、

第二の全身のオーガズム
終わりなき頂上」のオーガズム。

そして、
第三の魂のオーガズム
(静寂)」のオーガズムです。


情念の炎だったものが、
愛の光に変わるのも、
この第二と第三の領域です。

行為を性急に終わらせなければ、
それは次第に霊的になっていきます。 






性器も互いに融け合い、
深く静かな合一が、ふたつの
肉体的エネルギーのあいだに起こります。


第一の段階では、最初 ふたつの興奮、
緊張した個人として出会います。

そこには、つねに
思考と世間(人の目)があります。


思考の多くは、過去の
未完了のまま残された出来事であったり、
あなたが将来必要とするものです。

だから、マインドは計算し、準備しています


でも 愛の中に深く入っていくとき、

つまり、いまに在り
相手に対する恐怖やジャッジもなく、
自分一人でいるように感じるとき、

第二、第三のオーガズムに入る準備ができます。


第三のオーガズムは、
深い谷でくつろいだ瞑想になります。 







人体は多次元構造



これら
「3種類のオーガズム」を知る上で、
人体は多次元構造になっていることを
理解する必要があります。


人間のカラダは 
7つの身体で成り立っています。


第一身体   ・(肉体)

第二身体   ・(エーテル体)

第三身体   ・(アストラル体、星気体)

第四身体 ・(メンタル体)男女の違いの最終。


第五身体  ・(コーザル体)男女の違いが無くなり二元性の終わり。両性具有。アートマン。在る。


第六身体  ・(ブッディ体)どんな二元性も無い。
ブラフマン。存在だけ。 


第七身体  ・(ニルヴァーナ体)非存在への旅。
何も語りえない。実在と非実在が同時に生じている。


そして


男性の 第一身体は男(陽)、第二身体は女(陰)
第三身体は男(陽)、第四身体は女(陰)。

女性の 第一身体は女(陰)、第二身体は男(陽)
第三身体は女(陰)、第四身体は男(陽)です。


なので、

か弱い女性の体の背後には、
強い陽性の体があるので、
痛みへの忍耐力は男性より遥かに上で、


男性には肉体的、
体力的に強さがあるが、その背後には、
脆く繊細なエーテル体があるので、
男性は痛みや不快感に弱い人が多い。


自分の中の異性性に近いものを持った相手と出会うことで、自分の中の男と女の融合が起こり、エネルギーは活性します


特に女性が彼への愛の中に完全に明け渡すとき、四つの身体はすべて結びつき、彼女は 第五身体の入り口に立っています。

他の瞑想者が 長い時間 努力をして得るものを、女性は愛を通して、いとも簡単に感得します


普通の性行為(性器のオーガズム)と
本物の瞑想(魂のオーガズム)の大きな違いは、

性行為が 愛のエネルギーの流れを
下に向けて浪費するのに比べて、

瞑想では、愛のエネルギーを
上に向けて昇華させていることです。

瞑想によって、性行為での絶頂よりも
遥かにパワフルな絶頂体験をすることが
可能になります。






チベットには、テルマという将来役に立つことを見通して、マスターたちが聖典や教えの痕跡を、時空を超えて封印しておく伝統があります。

それが必要な時期になると意識の深いレベルで封印を解かれるものがあり、これを意識のテルマと云う。

「コアスター瞑想」などは、意識のテルマの一つで、桜の花が適切な時期になれば、自然と開花するように、個人の霊的成長に応じて、解かれるように仕組まれています。





7/30(金) 13:30〜17:30

コアスター(魂の目的)に目覚める瞑想ワークショップ

ハート、第5、第6チャクラのエネルギー調整と
コアスターに目覚めるワーク。
人生のテーマを思い出し、魂の目的に目覚める。

コアスター瞑想の目的の一つは、あなたがもっとハッピーバージョンのあなたに進化(深化)するということです。
 

【アルクトゥルス瞑想のご感想】


Aさんの感想

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