9/22のライブについて、
もちろん色々な意見が出る事は分かった上で考えた内容のライブだったけど、
一部の方には、不満を持たせてしまったり、不安を感じさせてしまうような内容になってしまったと思っているし、せっかくのライブで全員が来てよかったなって気持ちで帰らせてあげる事が出来ず、ごめんなさい。
ライブのMCの尺の中で、自分の考えていた事や、想いの全てを分かりやすく説明する事があまり出来なかったなと振り返って反省しています。
ファンの中でも賛否両論があるのは、もちろん当然だし、でもその上で自分の本当に伝えたかった事、やりたかったことが伝えられないまま、誤解を生むのも嫌なので、
どういう気持ちで、9/22のライブに関して考えて、あの内容になったかを説明します。
まず、大前提として、
今までのRides In ReVellionのライブ、
みんなと作った景色はいつも素敵な思い出ばかりで、
振り返っても、特に節目のワンマンなんかは、本当に良い思い出しかない。
Rides In ReVellionのファンのみんなは、本当にいつも温かくて、本当に大好きだし、
自慢できる素敵なファンだと思っている。
これは紛れも無い自分の気持ちです。
それを、踏まえた上で、
本題に。
ヴィジュアル系というシーンは他と違って特殊で、ジャンルや方向性、ポリシー、目指す場所やスタイル。それぞれバラバラなバンド達ではあるけど、メイクをしているっていう共通点の元、集まってシーンが出来ていると思います。
もちろんシーンが存在して、歴史もある以上、そのシーン特有のルールだったりノリ方や雰囲気が出来てくるのは当然です。
最近では、ライブでの盛り上がりをメインに考えて、曲を作ったり、振り付け動画を公開して、それをみんなで共有して一緒にやる事によって楽しい空間、エンターテイメント性のあるライブを作り出すスタイルのバンドが増えてきていると思います。
その方向性でのスタイルを突き詰めていっているバンドのライブも何度も観て、本当にかっこいいなと思ったし、対バンして、凄く悔しい思いをした事も何度もあります。それと同じスタイル、方向性でのライブではRides In ReVellionが戦っても、太刀打ち出来ないなと感じる事も多くありました。
それは何故かというと、そのスタイルでの演出やライブを作るには、その方向性でライブを演出出来る、メンバー自身の元から持つ、人間性や性格、キャラクター性やパーソナリティが必要不可欠で、自分に合っていない形で無理に頑張ったり、偽ったりして演じたとしても、絶対に勝てない。だから、元々Rides In ReVellionはその方向性やスタイルで突き詰めて行こうとは思っていないです。
Rides In ReVellionのメンバーは、根っからの明るい性格の持ち主で、元から楽しくみんなでワイワイやっている中の1番中心にいる!
みたいな人間性のメンバーでは無いと思うけど、
それぞれ、人間味があって、優しさや思いやりがあって、オレはそういう所が好きだし、
バンドとしての在り方や、精神性での、スタンスとしてのヴィジュアル系というスタイルをメンバーそれぞれ愛しているし、それを貫いていきたいと思っています。
そういった形の、
『スタンス、音、言葉、人間性』
そういった所に共感してくれて、Rides In ReVellionファンのみんなは自分達の事を愛してくれているんだと思っているし、そうであると信じています。
Rides In ReVellionは今挙げたような部分を深く表現できるバンドであることが1番の強みだし、そこを武器にして戦っていかなければいけない。
この部分でなら、他にも太刀打ち出来るし、負けないんじゃないかって思ってる。
それは、特にワンマンとかで見てくれているファンだったら分かってくれると思う。
Rides In ReVellionの強みを武器にして戦っていく、そのためにも、さっき挙げた、
ライブでの盛り上がりをメインに考えた楽曲や、振り付けを共有してやる事によって楽しさを演出しているバンドさんと同じような振り付けを、オレらがやっていても絶対に勝てないし、振り付けというものに対してRides In ReVellionのメンバーは正直こだわっていない。
(という事を本当は9/22のライブのMCでも伝えたかったんだけど、その振り付けをやりたいなら、別のバンドでやれ!というニュアンスに捉えてしまったひとが多かったみたいで、本当に申し訳無かったと思っています。)
だからこそ、今後もっと上のレベルでみんなと一緒に力を合わせて戦っていくためには、
Rides In ReVellionとファンのみんなで
オレらだけにしかない、オリジナルの、
特別なライブ空間を新たに創っていく必要がある、そのステップに今、来ているなと感じているからこそ、(正確に言えば、少し早かったかもしれないけど、企画ワンマンという貴重な機会は今後もなかなか無いと思ったからこそ、このタイミングでした。)
あえて、既存の振り付けを禁止して、0から創っていく試みをしてみました。(でも、替わりにどうしたら良いのかを上手く提示出来なくて戸惑わせてしまったと思うし、これに関しても、ここの振り付けはこれに変えろ!みたいな結局強制するニュアンスに捉えてしまった人もいたと思うし、それは本当に申し訳無かったです。)
本当に伝えたかったのは、
とりあえず、みんなやってるから揃えなきゃってだけの理由で振り付けをやっている人、
振り付けを本当はやりたく無いけど、空気を読んでやってくれている人、
Rides In ReVellionのスタイルにあまり合っていないんじゃないかと勘づきつつ疑問を持ちながらも振り付けをやっている人、
そういう人達がいるのもステージから見てて感じてたし、
それだったら、自由に全員が、それぞれの、1番楽しめるやりかたで、やってくれた方が、本当の意味でのライブとしての一体感が出るんじゃないかな?っていうところです。
ただ、そのステップまで、
9/22のライブでは明確に提示して導く事が出来なかった事に対しては、力量不足だったし、とても反省しています。
極論、個人的にというか、Rides In ReVellionのメンバー達もみんな、
ライブのノリ方なんて本当に自由で良いと思っているし、(まぁ、揃うところは揃ってる場合の方がいい場合もあるんだろうとは思うけど)
盛り上げるためには、こっちから煽る事も、もちろんあるけど、本当は強制するつもりも無いし、
9/22のライブでは、試しで禁止してみたけど、手扇子だって心の底からやりたいんだったら、良いと思うし、その手扇子の形だって、別に全員が完全に揃っている必要も無いと思うし、そこで別の事をしてる人がいてもそれはそれでいいと思う。
他のファンにさえ迷惑がかからなければ、何やっても良いし、
好きにやってくれていいと思うし、
逆に声とかも出したくなかったら、本当は無理しなくても良いし、(出せる人は全力で!笑)
(オレも正直好きなバンドのライブにいっても、手はあまりあげない。身体はノリノリで動いてるけど笑)
でも、どんな形であれ、みんなが心から楽しめる雰囲気を今後作っていくことが、本当のRides In ReVellionのライブの一体感に繋がると信じてる。
だからこそ、何度も挙げるけど、特に振り付けや盛り上がりに特化したところに、重点を置いているスタイルの方向性のバンドさん達と同じような、雰囲気、形式のライブを続けていても、Rides In ReVellionはそこに重点を置いているバンドではないから、このままでは生き延びて行けないなと感じていたのは事実で、
何か行動しなければ何も変わらないと、
感じていたし、勇気を持って9/22は色々試してみました。
もちろん、その時、試しに禁止した振り付けの代わりに、別で揃えられる他とは違う何かを明確に提示した方が良かったのかもしれないし、
それとも、今後、ある程度自由にしたうえで、新しいものや、雰囲気が自然と出来上がるのかもしれない。
そこは、9/22のライブでやってみて、まだ100%の答えは出なかったから、またメンバーとも相談してみる。
でも、ライブでの、今まで当たり前に出来上がってしまっていた形式やルール等に対して、
初めて、Rides In ReVellionのメンバー側からの意思をファンと共有できた日だったとは思ってて、
もちろん変化する事に対して、
賛否両論が出る事は当然であって、
考え方も、人の数だけあるだろうし、
もちろんあの日だけでは伝えきれなかった事や誤解を招いた事も沢山ありました。
でも、Rides In ReVellionとファンのみんなで、改めて自分たちのライブの在り方を考える良い機会になったんじゃないかなとは思っています。
自分にとって、
Rides In ReVellionのファンが1番大切なのは紛れも無い事実で、
自分達の作った音楽にみんなが共感して、求めてくれているからこそ、
Rides In ReVellionのTaJIとして、
ステージに立ち続ける事ができます。
みんなとの、
大切な居場所をこれからも守っていくためにも、というのを踏まえた上で、考えての今回の行動だったという事は分かってほしいです。
今回の件で、不満に思わせたり、不安を感じさせてしまったりしたと思うけど、
そこに関しては本当にごめんなさい。
いつも、みんなには本当に感謝しています。
という事で、
本当に長くなってしまったけど、
最後まで読んでくれてありがとう。
これからも色々な意見があるとは思いますが、
みんなとRides In ReVellionがもっと、もっと、輝ける素敵な場所へ辿り着けるように。
これからも一緒に、楽しいこと、嬉しいこと、感動すること、悔しいこと、そして、またぶつかる事もあるかもしれないけど、
色々なものをこれからも共有していける、
そんな素敵な関係でいれたらいいね。
これからもよろしくお願いします😈
Rides In ReVellion TaJI