ロールパンナ、心を開く。
「それいけ!アンパンマン ロールとローラ うきぐも城のひみつ」
しかし城は壊れていて、ローラ姫が一人で修理していた。そこにロールパンナがやってきて、城の修理を手伝い始めた。
最初はロールパンナを拒んでいたローラ姫だったが、次第に二人は心を通わせ、仲良くなっていった。』
2002年公開。
監督:大賀俊二。
脚本:米村正二。
原作:やなせたかし。
シリーズ第14弾。
今回の話は全体的にロールパンナが主役ですね。
普段クールなロールパンナがローラ姫と笑顔で話をしているのはとても微笑ましいし、ロールパンナのあまり見ない一面が見れてなんか嬉しいです。
後半はある事がばいきんまんのせいでロールパンナは闇堕ちし、アンパンマンの敵になります。ロールパンナをもとに戻すというのも全体の目的になります。
最後はみんなの心にロールパンナがいましたし、ロールパンナが中心で話は進行していました。
ばいきんまんのせいで地上は汚染され、アンパンマンの仲間達も次々と汚染されてしまいますが、幼児が見たら割と絶望してしまう描写ではないでしょうか。
大人が見ても少し怖かったです。
環境汚染に対するメッセージ性はすごくありますが、幼児にはただただ悲しい描写なのではないでしょうか。お馴染みのキャラクターが次々と汚染されて動けなくなっていきますし。
子供の事を考えると、アンパンマンの活躍をもっと見せて欲しかったです。
1時間くらいなんですごく見易い作品ではありますが、幼児にはあまりオススメで
きません。
個人的には嫌いではないんですけどね。