作者の最新作ですが、どうやらGW前かGW直後に発売になりそうです。(前回のパターンだと、GW明けの可能性の方が高いですかね)
 原稿のフィードバックですが、それぞれのパーツはOKとの事ですが、若干構成(と言うか、順番)の変更が必要になったため、手直し作業が必要になりました。そのため「新世紀のビッグブラザーへ」第二部の掲載が、一週間ほどずれ込んでしまいます。楽しみにして頂いた方、すみません m(_ _)m
 しかし、上海株式総合指数は、なかなかデンジャラスな様相を見せ始めました。2008年4月1日の終値は、3320ポイントで、昨年10月のピーク6030から見ると、44.7%の下落です。
 先日、北京五輪までには指数が3000ポイントを割り込み、下落率が50%を超えるだろうと書きましたが、下手をすると来週中にでも割りそうな勢いです。
 4月1日のアジア株式市場は、日本株を初め多くが値上がりもしくは横ばいの中で、上海株式4.13%の下落というのは、なかなか凄いです。明らかに中国株が「特別扱い」をされている事を示しています。

 ところで、電波小僧さんに大変参考になるコピペを頂きました。ありがとうございます。
 メールで頂いたとおり、中国は今、利上げも駄目、利下げも駄目、通貨高も駄目、通貨安もだめという面白い状況になっています。なぜそのような状況になってしまったのかというのが、実は最新作のメインテーマであったりします。
 しかし、正直、中国本の企画を頂き、色々とデータを調べるまでは、中国経済がここまで危機に陥っているとは気がつきませんでした。正直、年間に暴動が二十万件とか発生しても、中共政府は人民解放軍を使って武力弾圧してしまうので、中国の屋台骨は揺らがないと単純に考えていました。が、それどころの話ではないですね。これ以上はネタばれになるので書きませんが。
 上海株式もタイミングよく(?)落ちてきていますので、時期的にもいい本になりそうな気がします。