http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080116-907457/news/20080402-OYT1T00195.htm
 日本「世界に良い影響」、独と並びトップ…BBC・読売調査
 読売新聞社が英BBC放送と実施した共同世論調査によると、日本は世界に良い影響を与えていると思う人は56%で、悪い影響を与えているとの答えは21%だった。
 「良い影響」はドイツと並んで最も高く、「悪い影響」はドイツの18%に次いで低い数値となり、総合的に高く評価された。
 調査は昨年10月から今年1月にかけて34か国で行い、政治、経済、安全保障分野で世界に影響を及ぼす14か国・国際機関についての評価を聞いた。
 「良い影響」は、ドイツ、日本に欧州連合(EU)の52%、仏英の各50%が続いた。「悪い影響」はイランの54%が最高で、イスラエル52%、パキスタン50%も5割台となった。
 北朝鮮に対しては「良い影響」の23%に対し、「悪い影響」は44%に上った。米国は「良い影響」が35%にとどまり、「悪い影響」の47%が上回った。
 日本に対する各国の評価を見ると、「良い影響」が最も高かったのはケニアの78%。「悪い影響」は中国55%、韓国52%が目立った。

 毎年行われる、BBCの調査「世界に良い影響を与える国」のアンケート調査で、日本は三年連続で「良い影響を与える国」のトップになりました。
 そして例により「日本は世界に悪い影響を与える国」と評価した二カ国は、中国と韓国。まあ、心底からどうでもいいのですが。
 昨年のカナダにしても今年のドイツにしても、「良い影響」を与える国として日本と共に評価される国は入れ替わるにも関わらず、日本だけは常に首位評価というのはなかなか凄いことです。さすがにアサヒ新聞なども「世界で孤立している」のフレーズは使わなくなりましたね。無理がありすぎるので。
 今年のアンケートにおける日本の結果は以下になります。今年からは、日本でもアンケート調査をしているんですね。
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_03.html#BBC08
 参考までに2007年と2006年のアンケート調査結果は、以下になります。
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_03.html#BBC07
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_03.html#BBC06

 しかし、なぜBBCは読売新聞と共同実施なんですかね、今年は。昨年と一昨年は米メリーランド大と組んでいた記憶があるのですが。
 また、中国が「日本は悪い影響」と評価する割合が、06年が71%、07年が63%、そして08年が55%と、徐々に下がっているのは頂けません。共産独裁国の国民から評価される(悪い評価が減る)ということは、どう考えても誇れることではありません。
 「人の嫌がることはしない」と靖国参拝を否定し、毒餃子事件で中国当局が中国における毒物混入を否定した事に対し「中国は非常に前向きだ」と発言する人が首相を勤めているおかげで、日本も随分と好かれたものです、共産独裁国から。まあ日本にとって幸運なことに、あと半年は持ちそうにありませんが。
 来年の調査では、中国の「日本は悪い影響」と評価するが70%台を回復しているでしょう。

 ところで、4月2日のアジア株は軒並み4%とか値上がり(日経含む)していたにも関わらず、上海株式総合指数はわずか0.56%の値上がりに終わりました。(一時は下落していた)もはや、買う人がいない、という状況ですが、バブル崩壊である以上「売る人がいなくなる」までは落ち続けるでしょう。