スキーと登山 髙波太一ブログ

スキーと登山 髙波太一ブログ

山とスキーのいろいろ

「準備体操」

こちらが先の場合もありますが

挨拶が終わったら体操をします


中〜上級班で人数が少なければ板を

履いたままのversionもありますが

慣れないうちは板を脱いだ状態で


広大な広場があれば一斉に出来ますが

レベル差とスペースの関係から

班分け後に少人数で行う事が多いです



・場所の選定

前述の光線、風向きの関係を鑑みるのと

平地、でなければごく緩い緩斜面

暑ければ日陰 寒ければ日向

コースや動線と被らない位置で


屋根雪や樹木からの落雪、

リフト線下は物が落ちてくるので避けましょう


大抵はスクール前が広場になっていますが

移動が必要な所もあります


・安全距離

声掛け、指示します

「これから体操をします

手を広げてぶつからない程度に

大きく広がって下さい」


大人は経験と察しがあるので

最低限の言葉で伝わります



キッズなら

「ちょっと体操すると体が動かしやすくなります

スキーする前には体操をしましょう

両手を伸ばして〜ぶつからないように

広がってね そのまま一回転!ぐるぐる〜

皆んな良く出来ました OKだよ!」


何故するのか理由、必然性、関連付け

丁寧な言葉遣い、具体的な指示、

※一方で 長すぎると覚えられないので

内容によっては端折って簡潔に

完了を認めて区切る、遊びを入れる、褒める

を心掛けます


・順番

特に決まりは無いですが

下から順に進めて行くと分かり易いですね

また、大きな部位→小さな部位

の順もあります


・掛け声

ストレッチ中は息を止めてしまいがちなので

秒数のカウントと言う形で発声させ

適切な呼吸を促します


「イチ、ニッ、サン、シ、

ゴー、ロク、シチ、ハチ」

「ニィ、ニッ、サン、シ、

ゴー、ロク、シチ、ハチ」

の16カウント


①全部先生が言ってしまうのと

②1〜4まで先生が言って

5〜8までは生徒さんに言わせる

パターンがあります



続きます


スキー指導員 高波太一