新築の家に入った時や、新築のアパートに引越した時、 臭いが気になる、目がチカチカする、 頭が痛い、のどが痛い、吐き気がするといった症状がでたことってありませんか?
それらは、ほぼすべて「住まい」が原因だと思われます。
新築やリフォーム後、室内で起きる頭痛や吐き気などの体調不良は、実は「シックハウス症候群」の症状のひとつです。
一般的な建物で多く使われている内装材や塗料、接着剤などに含まれているホルムアルデヒド、トルエン、キシレン、クロルピリホスなどの化学物質が原因となっています。
また、住まいを変えたタイミングで突然現れるアトピー性皮膚炎や喘息も、住宅環境と密接に関連しています。
ビニールクロスや合板などが建材として使われるようになって、高気密・高断熱化が進み始めた1970年代頃からシックハウス症候群の症状に悩まされる人が増え始めました。
まさに現代特有の病なんです。
現代の住宅は、機能性を高めるためだったり価格面から、安くてで簡単に使用できる新建材(ビニールクロス・合板など)が多用されています。
天井や壁、床に使用されている新建材に含まれる化学物質は、揮発性有機化合物(わかりやすく言うとシンナーです)として少しずつ家中に放散されていきます。
人間が1日に呼吸する回数は約2万8000回といわれていて、そのうちかなりの割合を自宅で呼吸しています。
汚染された空気を体内に取り込み続けるうちに、せっかく建てたマイホームに住み続けることができなくなるくらい、体調を崩してしまう人も少なからずいるのが現状です。
家づくりを考える上で、デザインや機能面はもちろん重要ですが、健康を阻害しないための環境づくり、つまり体に悪いものを加えない「無添加」にこだわることが何より大切な家づくりのポイントだと思っています。
安心・安全な空気環境の提供、それが「無添加住宅」です。
高田