Exp.7-3:紅語[漆]最終話ーStill Earlyー

南国、土佐には夢がある

紅語：漆[シチ]

最終話：Still early

DAY3

９/２３　

早くも最終日。

ランカーシーバス1本と釣果自体には恵まれているものの過去5年間、1度は聞くことが出来たアカメの補食音、明暗に陣取る姿、　ベイトとも言い難いサイズのボラが散る様子。

これが一度も無いというのが現状で、未だに迷子の状態・・・。

「ここ行ってみたらいいよ！」

と昨日教えてもらった初めてのポイント。

今回の遠征では全くアカメの雰囲気を感じる事が出来ず同じポイントで張るより可能性がある（かもしれない）方に賭ける事に。

そして舞台は整った❗

あとは…

オペレーションカツカレーだ‼️🍛

説明しよう！

オペレーションカツカレーとは

https://ameblo.jp/takenover/entry-12301318638.html?frm=theme

これね↑笑

如月ちゃんwithあかつきちゃん

この布陣、我々に敗戦という二文字はない(大本営発表)

PM 5：00

初めての場所という事で少し早い時間に到着！陽が落ちるにつれて手前にはイナッコが固まりセイゴか何かのライズがちょこちょこ。

シャローフラットということでモンスターウェイクで表層攻めからスタート。ｶｺｶｺｶｺ…ﾓﾜﾓﾜﾓﾜ…って感じでシャローを巻き倒す‼️

シュポン‼

おおお！！！何か突き上げてきた💥

大きくはなさそうだけどこのサイズのルアーを喰う程…子アカメかもしれん✨

え、メッキ…!?

もはやどっちがモンスターウェイクか不明

これを襲ったガッツに乾杯🍻

パチャパチャやってたのはコイツらのせいと判明。ガン無視して沖へ沖へキャスト再開。沖のブレイク目掛けて投げるけどモンスターウェイクだとギリギリ直上くらいなのでストリームシーカーをぶっ飛ばして

ゴン❗

グングン…グングン…

あっ…（察し）

やっぱり大好き(というか好かれてる)マゴチ。

兵庫に来てからというものだいぶご無沙汰だったのでしばしの対面を…。名残惜しくリリース。ありがとう。

久々のツーショット♡笑

PM 8:00

そこからというものボラの追われてる感じも無いままにゲスト的なアタリもなく、名本さんが到着。一度上に上がるとソルトルアーの先駆者の一人である辻本さんをはじめ、遠征組のお久しぶりの宇井さんご一家や始めましてのアサノさんや野村さん・・・始めましてといいつつ皆さん間接的な知り合いでしたが（笑）

「こっちアカメ見えとるよ」

と常夜灯の下に目をやると

いた！今回もようやく対面できたアカメ！！

しばしお話を伺ってからみんな思い思いの場所へ。

僕と名本さんは少し離れた別の場所へ。

ベイトはいるけど・・・徐々にその数が減っていく。プレッシャーも少し少な目でグルグル回りながら移動していくイナッコ達。その途中にたまーに出ているのはシーバス？？

AM 1:00

残り5時間。

元の場所に戻り宇井さん達と合流。一緒に振るもノー感じ。

辻本さんから連絡があったようで別ポイントは雰囲気があるらしい・・・

「新君も一緒に行ってみる？」と宇井さん。二つ返事でぜひ同行させてもらう事に。

ﾊﾞｼｬﾊﾞｼｬﾊﾞｼｬﾊﾞｼｬﾊﾞｼｬﾊﾞｼｬ！！！！

ボシャァァ！！！

ﾊﾞｼｬﾊﾞｼｬﾊﾞｼｬ

バシャァァ！！！

・・・

えっ！？？

今まで見たことが無い程のアカメの大ボイル。30～40㎝クラスのボラが弾け飛ぶように蹴散らされて起こる補食音。距離にして130～150ｍ程沖と届く範囲ではないが出来るだけ飛ばして周りをウロウロしている魚を狙う。ここではＫ２Ｆ１４２一択。その飛距離を生かして延々と投げ続ける。

たまに寄ってくるボラの塊が通ればボラに当たるのでノーチャンスではないはず。

もう腰も背中も肩も筋を痛める寸前・・・

全力で投げなきゃいいのに届いたら釣れるかも！？と思えばどうしても投げてしまうのが釣り人の性・・・

夜通し続くボイル音

そして・・・

徐々に白んでくると

何事もなかったかのようにシンと静まってしまった。

朝方にはまたプチボイルでコレ（笑）

今回はまた振り出しに戻るようにゼロという結果で終わったアカメ遠征だったが、手に届きそうで届かない！というのはさっきのボイルもそう。次回こそ！！を原動力にまた来年。年に一度の恒例行事と化しているが、今年も思いつきながら来てよかった。シーバスもランカーを取れたし・・・なんならランディングまでアカメだと思ってたくらい。

今年も記録更新！！と意気込んでいたけれどそう簡単には釣れないもので

あっ、おとうさん！

お前にはまだ早い！！＞