熊本出張に絡めて代休を取った筆者。
担当「ミッション欲しいやろ~?」
何にも言ってないのにミッションを欲しがっている体で与えられた邪道the裏ミッション2
1.80オーバー2本
2.メーターオーバーを1本
クリア出来なかったらブースでネコミミ🐱
ただのムチャぶりである。
最終夜
10/29
いよいよ最後の日を迎える。
朝起きたら手が上がらないまるでオサーンと化した筆者。ゆっくりとストレッチして再起動完了!!
スマホをチェックしているとメッセージが
春口君『ヤバいです!これ見てください』
2018年10/29-2019年3/15迄
工事の為立ち入り禁止
ファーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
今日からって!
よりによって今日からって!!
釣れる釣れない云々より
釣りが出来ないという強烈な逆風。
ヤバい!相性悪すぎるぞ熊本県!!
ここ数日良型が上がっているポイントだけに入れないのは惜しい!
今日はここで心中するか!と決めていただけに・・・ぐぬぬ
勝さんから電話があり
勝さん「・・・やっぱり何か連れて来よらんね??笑」
新「ここまで来ると何も言えませんw」
一抹の望みにかけて、どこまでが入れるかのチェックに走る。もしかしたら・・・もしかするかもしれない。端っこでも入れるのなら、と思ったけどそう現実は甘くない!ポイントのだいぶ手前で入れない事が判明。オワタ\(^o^)/
夕マズメは朝方92年組が壊れた反応が多かったポイントに入る。2日前は夕マズメでコノシロがピシャピシャしてたらしく、ベイトは結構溜まってるらしい。
そしてアレがアレしてる所👻夕マズメ、とはいえマジで怖い💧勝さん、ジローの到着を今か今かと待ちわびるがこういうときって時間が経つのがすこぶる遅い…そしてノーバイト。
そして勝さん、ジローに新婚ジローの奥さんが到着!ジローさん、幸せになってください🙇談笑しながら居ると本田さんに新宅さん、川野さんとたくさんの熊本アングラーが集合!
「新くん!休憩せんね!!」
と、声をかけて貰いコーヒーにタヌキむすびにと嬉しいブレイクタイム😊ホントに優しい皆さんに感謝です!あと、仕事場から持ってきたらしく一足早くクリスマスツリーが見れました(笑)
そしてみんなショーバイト数発だけでこのポイントは終了。それぞれの行き先に散らばって残ったのは勝さんと二人。
「あんまり明暗は打たんとばってんデカイの
狙える所行ってみようかね?」
PM 10:00
移動
まだ満潮前、下げが効き出すまで無駄打ちは避けて勝さんと話しながら待つ。昔の緑川や勝さんの釣り、色々と話を。
下げが効きだして明暗打ちを開始。
ポイントの中でも一番ランカーの確率が高いポイントは流れが飛ぶまで触らずに違う場所から攻めていく。奥側から流れが走り出したのでガルルを流込んで狙うが、ちょい噛みすぎ。
ガルルのリップチューンの中でもやや水を噛む方に変えて流し込むとすぐに反応が‼
急いで上がり片付ける。
有望ポイントが入れない今、残された可能性はそこしかないのかもしれない。
AM1:00
まだ食い上げている。
シャローの方でベイトを追い回す。
本流/ブレイク/シャローと続く場所で
本流から降りてきたベイトは
ブレイクを突破してシャローに入っていく。
必ずそのブレイクに待ち構えている
追い回している魚もそこに出てくる
そこを狙うようにアドバイスを受ける。
春口君にも「ここに立って下さい!」
と場所を譲ってもらい総力戦となった今回のミッションのラストスパート!!
またしても刻々と変わっていく流れを見ながらブレイクに絡ませつつ、少し外してみたり。補食に入ってくるスポットでの半分回遊待ち。根気よくガルルを投げ倒す。水を当ててダウンクロスで流しては回収を繰り返しながら。
ピタッ
ん?
ズズッ…
ジィ…ジジジジジィィィーーー‼️
喰った‼️
春口君「来ましたか!勝さーん!来ましたよーー!!」
勝さん「ヨッシャ!手前でやらるっけんゆっくり弱らせてから寄せんばよ!!」
グォババババババッ‼‼‼
顔がゴツい
「これは行ってる」皆がそう確信した。
「90あるかも知れないですよ」
「行っとるかもね」
すぐに本流を外れてこちらに来てしまったのでドラグを緩めて距離感を保つ。でも走らない。まだまだ余裕があるはずなのにテンションを掛けても流れにステイするのみ。
ジィィィィ……
ゆっくりと上に登り始めた
「こっからあるけんね!」
ジィィィィ‼
短いダッシュだが鋭く反転して流れに戻る。
ゴバババババ‼️
浮いてエラアライを始めた。
「もう下入れるけん掬ってやんなっせ」
「俺は最近ついとらんけん怖か(笑)」
昨日からファインプレーのタモ入れを見せている春口君が下で待ち構える。
「右回しますね……あっ」
「ちょっと待って…もう一回行きますよ」
ヨッシャァァァ‼‼‼
歓声が上がる。
ベールを返したその手で勝さんと固く握手をかわす
そしてシーバスを手にしたままの春口君にも握手
総力戦。ホントに色んな人にお世話になってたどり着いた一匹!!
「まだセイゴだけん!笑」
勝さんはそう言って「またおいで、今度は若いのが案内してくるったい」と言ってくれた。
まだまだ熊本にはこれを裕に越える魚がいる。ということ。そんな一本を追いかけた熊本遠征はしんどかったけどそれ以上に楽しかったな…と思うのでした。