こんばんは。
今日はホントはゆづの他のことを書こうと思ってたのだけど。
どうしても書いておきたかったので。
あ、ゆづ要素ゼロです。
独り言なので、みなさん、どうぞお帰りください。ｽﾐﾏｾﾝ。ご遠慮なくー(๑´∀`๑)
もう
昨日になってしまいましたが6/22は息子の誕生日でした。
私は結婚してすぐには子供は作らなかった。
夫婦二人の時間を1年は楽しみたかったし、当時タバコを吸っていた私は肺を少しでも綺麗にしてから子供を作りたいと思っていたから。
でも…そろそろと思った頃に…
最初の月は出来なかった。
うん、そんなすぐにはね、仕方ない、来月。
翌月、また出来なかった。おかしいな。
その翌月。10年出来なかった友達にポコンと出来た。
私の中学時代からの親友。
涙を流して喜んだ。
そして同時にダンナの弟夫婦にも長年出来なかった二人目が出来た。
ナンデワタシダケ？
そう思ってしまったのが不妊との戦いの日々の始まりだった。
婦人科に通い検査をし、基礎体温を測り、排卵日を調べる。
食べ物や飲み物にも気を使う。
いいと言われることは何でもした。
遠くへお参りに行ったり、子宝の温泉にも行ったりした。
何の苦もなく妊娠出産できた人からは笑われてしまうような事も。
必死だった。
周りから「子供はまだなの？」って言われるのが悔しくてダンナに悪くて。
勿論、ダンナにも検査してもらった。
二人共どこも治すような悪いところはない。
泣いて離婚してくれと頼んだ時もあった。
あなたの子供を産んであげれない。
ダンナは
子供が欲しくてオマエと結婚した訳ではない。
そう言って私の思うように協力してくれた。
出口のない迷路のような真っ暗なトンネルに迷い込んだようだった。
治すところがあるなら、その為に治療をすれば妊娠の可能性がある。
でも治すところはないのだ。
何で妊娠しないのか。
周りは出来なかった人にもどんどん出来て。
とうとう私の3年後に結婚した妹にも出来た。
5月、妹の子が産まれ。
血の繋がった姪っ子は世界一可愛いと思った。
この子がいるから、もういいか、と思った翌々月。
7月の私の誕生日。
母が車に跳ねられた。
脳挫傷、脳損傷。
10時間以上の大手術。
生死の境を彷徨った。
頭蓋骨を外し脳を解放し熱を放出させてあげる。意識も中々もどらない。
4月には祖母も亡くなっており、産まれたばかりの姪っ子も脱腸でオペ。
叔父も緑内障でオペ。
私はみんなの世話と運転手を一気に引き受け、とても不妊治療の事など考えてる余裕はなかった。
やっとみんなのオペも済み、母も意識を取り戻し転院。
少し落ち着いた頃に
妊娠してる事に気がついた。
こう言ってはなんだが母親の事故で何も考えなかった事が良かったのか。
妹や友達と泣いて抱き合って喜んだ。
嬉しくて嬉しくて。
妊娠期は幸せだった。
切迫流産も経験したけど乗り越えた。
予定日を過ぎても兆候のないお腹を抱え毎日歩いた。
予定日6/18を過ぎた6/21の早朝。
変化があったので出産予定の産婦人科専門病院で受診。
そのまますぐに陣痛がおきた。
そのまま陣痛で苦しむこと17時間。
なかなか降りてこない赤ちゃん。
この世が終わりそうな痛み。
私の絶叫が病院に響き渡る。
痛みで気がおかしくなりそうだった。
その後、胎児の心拍が微弱になりつつあるという事で緊急カイザーに。
やっと産まれた我が子の誕生時間は
0:00
ピッタリ。
この場合、翌日の6/22が誕生日になるそうだ。
私の誕生日に事故にあった母が、その身をもって私に授けてくれたようにしか思えなかった我が息子の誕生日は
ダンナの、若くして亡くなった大好きだったという叔父の命日だった。
息子よ。
あなたは私の体の一部。
ゆづるくんのママンの言った言葉
引くよねぇという人もいたけど
私にはよぉーーく分かります。
昨日は私の体調が悪くて小さいケーキで祝ってあげただけだったけど
涙を浮かべながら（この話はしてないけど）
産んでくれてありがとう
そういってくれた。
1日遅れたけど
お誕生日おめでとう。
私のところにきてくれて
私を選んできてくれて
ありがとう
あなたは私の一部
世界中が敵になっても
私はあなたの味方
お誕生日ありがとう