6月某日
東京は、新型コロナ感染者がまた増えてきました。
今回のブログは、6月になって、ようやく子供たちの分散登校が始まったころのものです。
そろそろお出かけしても大丈夫かな、でも電車に乗って遠出するのはまだ躊躇しちゃうな…それなら自転車でいこうと。
そこで、まだ未訪の板橋区にある赤塚不動の滝へ行ってきました。
私が住んでいる場所は荒川の近くで、地図を見てたら、荒川河川敷をずーっと走っていけばいいのねーと思いまして。
学校が休みの平日のある日、家族みんなで、荒川の河口付近からサイクリングスタートです
…学校が休み? 本当は自宅学習⁇ まぁ、体育の授業ということで(笑)
リモートワーク中のパパさんも、有給を取って一緒に行くことに
家族でのお出かけは、たぶん、3か月ぶりくらいです。
すぐ先は東京湾。対岸には、葛西臨海公園の観覧車。
東京ディズニーランドが出来る前は、このあたりは良い漁場だった、貝は豊富に取れて、海苔も有明湾のよりずーっと良質だったんだぞーと、人生の大先輩に教えてもらったことがありました。
ここは江東区新砂。
リバーステーションなるものがあります。
板橋区にある赤塚不動の滝は、ここから荒川河川敷をずーっと走って20㎞以上先。
「河川敷は信号も坂もないからラクだよー
」なんて言っちゃったけど、家族は本気で信じたのだろうか…よく付き合ってくれるなぁと思います(笑)
さーて、ギアなしママチャリで、ひたすら走っていきますよー。
この日は平日だったので、河川敷の荒川サイクリングロードはこんな感じですが、土日休日はサイクリストさんやジョガーさんが多くいらっしゃって、私のようなものがふらふら走るのは気が引けます。
(写真 パパさん)
江東区〜江戸川区〜墨田区と走って、足立区千住まで。
ここでちょっと休憩
娘たちと私、サイクリング前に、美味しいパン屋さんでたんまり買ったものを真剣に物色中。
もし荒川サイクリングロードの右岸を河口方面へ走る方がいらっしゃいましたら。
江東区東砂ある「ナカヤ」のパンは美味しいのでぜひ
イチオシはあんぱんです。でも写真は、あんバターです(笑) あんバターも美味しいです
足立区から北区へと走って、旧岩淵水門。
ここで荒川と隅田川に分かれるそう。
現在、荒川と呼ばれている川は、正式には荒川放水路というらしいです。
まだまだ走って、板橋区の笹目橋でようやく河川敷から離れます。
河口から26キロ? そのくらい。
遠くても一本道だから、ここまでは楽勝でした。
道なりに走っていたら、都営三田線の西高島平駅に到着。
上の赤い丸の場所が今回の目的地。
もうすぐじゃん、と思って自転車を走らせるものの、首都高と新大宮バイパスがドーンッと立ちはだかって、なかなか越せない
目的地を目の前にして、あちこち迷ってしまいました
都内最大級のニリンソウの自生地らしいです。
すぐそこが首都高だったり住宅地なのに、ここだけ別世界で、空気がひんやりしていました。
なんかすごい。いいところじゃないか板橋区。
家から自転車で約3時間。
迷いに迷って、ようやく到着。
赤塚 不動の滝
長女が思わず「えーっ、滝ってこれぇ⁇」
と叫び、慌てて口を押さえました
だよね、うん、分かるよ。
3時間も自転車に乗って、付き合ってくれてありがとう。
だけど、住宅地に囲まれた中に緑地が残されていて、湧水があることがすごい。
この一帯だけ森が残されていて、不思議な場所でした。
まぁ、子供たちにはあまり伝わらなかったようだけど
近くには植物園や美術館、城跡などもありました。
坂があり、森があり、美味しそうなお蕎麦屋さんもあって、ゆっくり巡ると面白そう。
でも帰りの時間が…。
なので、近くの公園でパンを食べて休憩し、次は家へ向かって自転車でGo
行きは散々迷いましたが、帰りはとってもスムーズに河川敷へ戻れました。
それにしても、荒川の河川敷は広〜い
野生のシカが出現したと話題になったけど、うん、食べ物には困らなそう。
ふたたび旧岩淵水門。
川の真ん中の、こんもり木々が生い茂っているところでしばし休憩します。
滔々と流れる川を眺めて。
ずーっと上流は、奥武蔵や秩父で、黒山三滝や秩父華厳の滝の水もここにやってくるんだな…と思うと感慨深いです。
さて、日が暮れるまえに帰らなきゃ
ああ…スカイツリーがまだまだ遠い
行きは追い風ですが、帰りは向かい風なので、けっこうキツイ あと10㎞…9㎞…とカウントダウンしながら家に帰りました。
ギアなしママチャリで往復50㎞超え。
久々のお出かけにしては、ハードになってしまいました でも、わいわい走って楽しかったです 子供たちは「おかーさんとのお出かけは、しばらく遠慮する」って気分らしいけど(笑)
そろそろ滝解禁 …と思いつつ、ここ数日の感染者数を見ると、まだまだ用心が必要かなと感じます。
でも、気を付けながら、ぼちぼち、いろいろ、慣らしていきたいです。