人を許せる人は
器が大きいと思う
たとえ喧嘩しようと
そんな相手すら許せる人は
勇気ある人だと思う
優しい人だと思う
人は色々な喜怒哀楽の中で
生きているから
ぶつかり合うことだってある
若い時は好き嫌いのハッキリ
していた私ですら
その境界線はあいまいになり
いつしか嫌いな人は
いなくなっていた
それは荒治療のような心の改革事件だった
叔母の心無い愚かな薄情さで
実母は左半身麻痺になってしまった
当人の母は
もう時間が戻らないという事を悟り
前を向いて生きている
代わりに怒っていた私も
もう許すとか許さないの心境を超えて
忘却の境地に辿り着き
そして時間藥が許しへと繋がった
許しは自分自身が前に進むため
流行りの自分自身を大切に
にもやんわりと繋がっていった