実家に帰ってきてから思い出したというか思い知らされたんだけど。

田舎にいる虫って、どうしてあんなにすばしっこいのかね;´Д`)
思えば子供のころから蚊やハエと戦ってきたものの物理攻撃ではほぼ敵わなかった。しかし大阪に住み始めると、その数も少なかったし動きがトロいので蚊なら手で充分倒すことができるし、ハエもがんばればなんとかなる感じだった。

 

そして実家に帰ってきて、同じように奴らと格闘してみると。

―――違う。まるで違うのだ。その動きが。

こちらが振り回す手のひらを、まるで川にいる魚が石に当たらないのと同じように、ひらりひらりとかわされてしまう。その動きは……まるでトキのように!!

 

まあきっと栄養状態が違うんだろうなとは思うものの、腹立たしいというか悔しいというか。