山本太郎議員「気象庁は国民に隠したスピーディをIAEAには報告していた」 | 千葉市議会議員 かばさわ洋平  GET BACK TO DEMOCRACY 

山本太郎議員「気象庁は国民に隠したスピーディをIAEAには報告していた」


「気象庁、この東電原発事故のあとに一体どういうことをしたのか。東電原発事故のあとに風向風速計、風の向きであったり、風の速さであったり、そういうものを測る機械が壊れたんだということで、福島原発周辺の風速、風向き、一切発表されなかった。けれどもこの気象庁、IAEAに対しては国民に発表をしなかった期間、全てデータを出しています。それだけじゃない。気象庁独自の放射性物質の拡散予測というものまで丁寧にIAEAには届け出ていたんです。」


山本太郎議員の演説中に衝撃の事実が飛び出しました。国民には拡散情報隠して米軍だけでなく、IAEAには提出していたと。


山本太郎 12/3「石破さんいわく絶叫テロリストのみなさん 声は確実に届いています」気象庁 隠したデータをIAEAには届け出た

動画
http://m.youtube.com/watch?v=7buFb96Q4V8&desktop_uri=%2Fwatch%3Fv%3D7buFb96Q4V8


以下書き起こし文転載させていただきます。


先日、質問主意書というものを提出しました。この話はですね、何度かしてるのでみなさんご存知かもしれません。特定秘密、これを指定できる人は一体どれくらいいるの。どれぐらいの期間がこの秘密指定をできるのかという質問をしました。

その答えが帰ってきたのは53機関。安全保障とは全くなんの関係もない文化庁であったり、そのようなところまで秘密を指定できるということが明らかになったんです。

そしてその中で注目すべき点が一点あります。どういうことなのか。それは、気象庁長官という存在がこの秘密指定をできる人間の中に入っていたんです。

気象庁というのは国土交通省の中にあります。だとするならば、どうしてそれをわざわざ分けなければいけないのか。

思い出してほしいんです。そうです、今ここでも声が上がってます、SPEEDI、その件もありました。けれどもですね、気象庁、この東電原発事故のあとに一体どういうことをしたのか。東電原発事故のあとに風向風速計、風の向きであったり、風の速さであったり、そういうものを測る機械が壊れたんだということで、福島原発周辺の風速、風向き、一切発表されなかった。

けれどもこの気象庁、IAEAに対しては国民に発表をしなかった期間、全てデータを出しています。それだけじゃない。気象庁独自の放射性物質の拡散予測というものまで丁寧にIAEAには届け出ていたんです。

ありえますかこんなこと。もう明らかなんですよ。安全保障とは全く関係のない数々の機関が秘密指定をできてしまう。これは安全保障でもなんでもない。国民の安全保障とは全く関係がない。国民を被曝してまで自分たちの安全保障を謀ろうとした人たちがもうすでに存在するんですよ。

こんな法案通ってしまえば、いくら悪いことしたって全部隠せちゃうよっていうことの答えが返ってきたってことなんですよ。

でも残念ながら、今、参議院の中では野党が頑張っている、必死で頑張っている。でも、結果、強行採決されてしまえば、数の論理で負けちゃいますよね。

これを止めるためにはどうすればいいのか。たった一つ、たった一つ、方法があるかもしれん。できれば避けたい。でもやるならば、採決の日に議員を国会の中に入れなきゃいいんですよ。

議員会館、国会に議員が入れないくらい人があふれるくらいに集まれば、これは阻止できる可能性ありますよね。1000人と言わず、1万人と言わず、10万人と言わず、100万人ぐらいの人たちが国会周辺に集まりましょうよ。

この声、みなさんここで叫んでいる声、確実に聞こえてるんです。石破さんはその声に震えたんです。はっきり言いましょうか。僕ね、委員会で質問を考えなきゃいけなかったんです。僕、内閣委員会なんですけど、質問考えてたんですけど、みなさんの声がうるさすぎて質問に集中できなかったんですよ。

みなさんの声は確実に届いています。この声が聞こえないなら、政治家なんてやめちまえ。

市民の力を集結させて絶対廃案に持ち込むぞ。

ありがとうございました。