私の講談30年の記念会「陽の当たる大通り」まで、あと10日ほどになりました。「行くよ!」と、お声掛けくださった方には、有難うございます。
改めてご案内致します。

4/2(日)12:30(開場は正午)「玉井亀鶴講談三十年“陽の当たる大通り”」@お江戸日本橋亭 

・1000円
亀鶴新旧講談二席申し上げます。
特別出演
神田愛山「講談」(日本講談協会常任理事)


田辺南北「講談」(講談協会理事) 

上方より旭堂南鱗「上方講談」(なみはや講談協会会長) 


立川談幸「落語」(落語芸術協会) 


共演
湖亭なお「講談」、山亭ぽっぽ、彩貴亭つばさ

会のタイトルは、あのピチカートファイブの名曲から、借用。野宮真貴さんの歌声、歌詞に、震え元気づけられました。数年前から、「30周年のタイトルはこれで」と、決めていました。 


特別出演には、私に所縁の深い先生、師匠方ばかりで、とても豪華です。
愛山先生は、私が一番お稽古をつけて頂きました。公私ともにお世話になっています。ある意味で、今一番チケットの取れない講釈師。

南北先生は、亡師田辺一鶴の総領弟子。大病を克服され、古典講談は勿論、『力道山物語』『ザ・アントニオ猪木』など、プロレス講談の一人者。ユニークで、アバンギャルドな新作講談は、健在!師匠の出演は叶いませんから、南北先生に、付き添って頂きます。

上方からは、南鱗先生にお出で頂きます。田辺と旭堂は親類ということもあり、上方ならはの講談を、何席もご伝授頂いています。あの、笑福亭鶴光師がなさる、講談ネタは南鱗先生からのもの。永年の篤志面接員としての地道な活動が認められ、昨年秋に藍綬褒章を受けられました。上方講談のドン!

そして、中学生時代からのお付き合いの、談幸師匠。落語立川流から、落語芸術協会に移籍され、新宿末広亭などに常時出演。持ちネタは多岐に渡り、きれいで確かな芸と、温かいお人柄は、今や寄席名物!

それぞれ、共演なさる機会はありましょうが、一堂に会するのは珍しく、「共演を見たい」「同じ空間にいたい」と、お願いしました。本当は、客席からこの会を観たい!
また、講談界のインフルエンサー・湖亭なおさん、山亭ぽっぽ、彩貴亭つばさ両君に、場を温めていただきます。

私は、二席申し上げます。あの日のことを、お付き合い願います。
思い出多い、お江戸日本橋亭も、年内で閉館。おそらく、日本橋亭出演も、大きな会もこれが最後かなと、思います。

年度始めで、ご多忙は承知の上ですが、再度スケジュールを練り直して、ご来会賜ります様に
お願い申し上げます。

なお、お花や差し入れのお気遣いは、なさいません様に。聴いてください、話題にしてください。

それでは、日本橋亭で!