【「子供だから」という傲慢さが人間関係を悪化させる】
私は祖父や父が
気分屋ですぐ怒鳴るわ
子育てに無関心だわ
いわゆるひとつの
毒家族・毒親持ちです。
だから
家族関係について考えることが
普通の家庭の人より
多かったかもしれません。
家族関係が上手くいかないとき
もちろん、家族の中に
性格に難アリな人がいる場合も
多いわけですが
結構、子供ゆえの傲慢さから
自分が抜けられないことが
原因なこともあるんじゃないかな?
と思います。
例えば
親なんだから
優しくしてくれて
当たり前
親なんだから
子供である自分を一番に
考えてくれて当たり前
親なんだから
子供を傷つけないのが
当たり前
親なんだから
子供を守ってくれて
当たり前
親なんだから
学費を出してくれて
当たり前
親なんだから…
もちろん、子供は
親の庇護がないと
生きていけないし
子供の頃の家庭環境が
大人になってからの
人生にも影響することを
考えると
「親だったら」
子供の
精神状態や生活環境に
心を配って
「当たり前」
なのかもしれません。
でも、よく考えてみるとね
親はさ
確かに親なんだけど
私の親であるために
この世界に生まれてきたわけじゃ
ないんですよね。
そして、彼らもまた
私と同じ悩みも苦しみもある
人間なわけです。
子供を大事にしたいと思っても
精神的、金銭的、身体的…
そんな様々な余裕がなくて
できないこともあるわけです。
私は小さい頃
どこに怒りの地雷が
埋まっているかわからない
祖父や父に
いつもビクビクしていました。
地雷を踏んで
理不尽な理由で
怒鳴られることも
ありました。
その時にさ
例えば母親に
自分を連れて
父親と離婚してくれと
もし言っていたら
(言ってないですよ、念のため😅)
母親は困ったでしょう。
でも、離婚は
しなかったでしょう。
なぜなら、母親は
専業主婦だったから
離婚したら
生活に困っただろうし
何より、そういう
当たり散らしたりする
性格に難アリな父親だって
母親にしたら
やっぱり自分の選んだ
伴侶なんですよ。
それをさ、母親なんだから
子供である私のために
離婚しろって
もし、言ったとしたら
それはものすごく
傲慢なことでしょう。
だって、自分のために
母親に人生を棒に振れと
言うのと同じだから。
家族関係だと
「家族なんだから」
という甘えに目が曇って
自分がいかに相手に
自分勝手な要求をしているかが
見えなくなるんだよね。
特に自分が
「弱い子供」
という認識があると
恐ろしく傲慢になれるんだよね。
「弱い子供」が
免罪符になる気がするから。
でね、⬆やる人は
家族以外の人間関係でも
同じことをやるから
家族以外の人間関係も
うまくいかないんだけどね。
なぜなら、家族は
自分が生まれてから
初め体験するコミュニティであり
そこでの体験が
人生の他の分野での
自分の言動のベースになるから。
だから
人間関係が上手くいかなかったり
嫌な人に悩まされたりするなら
家族とか親子という
特定の関係の中で
自分が相手に
過度な期待や理想を
押し付けてないか
ちょっと考えてみると
いいんじゃないかな?
そこで
「うげぇ、こんな理不尽な欲求してたんだ😱」
ってことに気づくと
自然と家族関係も
それ以外の人間関係も
改善するよ、きっとね。