妊娠中のあれこれ | 自己治癒力向上大作戦

自己治癒力向上大作戦

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このつながりこそがwellness~Happiness~LOVE

 

妊婦さんのケア

産褥さんのケア

 

妊娠出産を通じての

わたし自身の経験も

いろいろ思い出しますが

どんな場合でも

生命の神秘について

科学とは違うレベルの

「はからい」のようなものを感じます

 

そして

ニンゲンも動物だということは

忘れちゃいけないということ

 

 

妊娠中のトラブルといえば

まず初期に起きるのが

「つわり」

 

いろんなタイプの「つわり」があります

 

むかむか気持ち悪い

吐き気

めまい

唾液が増える

嘔吐する

ニオイに異常に敏感になる

空腹だと悪化する

ちょっと食べるとまし

限られたものしか食べられない

 

これは「つわり」

 

病院のカルテに「悪阻」と書かれるレベルだと

飲み食いしたものは全て吐く

そして脱水になり

体重も減る

 

わたしが経験したのは「悪阻」の方で

2か月ほどで体重は10kg減りました

 

この2か月の間に

三度、脱水症状を起こしています

 

脱水はどんな場合でもよくないですが

特に妊娠中の脱水は心配

 

二人分代謝してるわけだから

おしっこはじゃんじゃん出して

血液を浄化しなきゃいけないのに

それができないんですから

ヤバいです

 

頑張って飲むと

胃液が混ざって

飲んだ以上に吐いてるみたいで

おしっこ久しぶりに出たと思ったら

「茶色」

 

これはイカン!

とよろよろクリニックに行って

やいのやいのと叱られながら点滴…

というのを3回やりました

 

普通なら入院するレベルで

「入院しましょう!」

と言われたのですが

病気でもあるまいし、と

元パートナーが却下しますので

帰ったのですが

二度目、三度目になると

迎えに来る前に

「ケースワーカーさん、呼びましょうか?」

とこっそり看護師さんが提案に来るような

「帰したら危険」な妊婦に見えたようです(;^ω^)

 

でもね

胎児って寄生してるようなもんで

しぶといね

 

宿主を殺したりしは

めったにしない

 

むしろ

「よけいなもん食うなよ」

的に吐き気を誘発してる気もします

 

その割には

限定的に食べられるものが

「ガリガリ君」だったり

「スイカ」とか

奇妙なものがあって面白いのですが

つわりや悪阻がひどい時期というのは

胎児が母親が摂取したものの影響を

最も受けやすい時期

組織の分化が激しい時期

なので

毒になるものを摂らせないために

起きているような気はします

 

でも、しんどいよね

 

「悪阻」までいかなくても

病気を経験したことのない人にとって

「症状が続く」というのは

初めて経験することで

非常に憂鬱になります

 

マタニティブルーとか

産後鬱

という言葉は浸透してきましたが

「つわり鬱」というのも起きていると思います

 

気持ち悪くて気分がふさぐ

お産が怖い

生まれてからの事も考えられない

準備もできない

家事もできない

仕事も行けない

じっとしてると冷える

カラダが冷えると気持ちもふさぎます

 

おかしくならない方が不思議なくらい

ふさぐ要素てんこもり

 

更に

「気の持ちよう」

「甘えてる」

とかいう外野の声が聞こえた日には

じゃぁなにかい?

仮病や好きでげーげーやってるとでも?

と、キレたくもなります

 

確かに、

産休まで仕事を休めない

という働き方をしている人の場合

ひどいつわりや悪阻になることが少ないので

そういうことを言う人がいるのですが

これは「気の持ちよう」というより

自分のカラダを意識でコントロールしきっているか

カラダの要求をきく余白が生活にあるか

の違いだと思います

 

どっちが良いか悪いかでも

どっちが正しいかでもなく

「今」カラダとどのように付き合ってるかの

違いがあるだけ

 

30週すぎてお腹が出っ張ってきたら

胎動が激しくなってきたら

前駆陣痛が起きるようになってきたら

だれだって

カラダに向き合わざるを得なくなるのですから

それまでのチョイスなのです

 

ただ、

妊娠初期にそういう状態になるのは

よくあることで

なぜそうなるのか原因もよくわかっていなくて

脱水症状を起こさないように

水分補給だけはしっかりね

 

というのが

一般的な「つわり」の過ごし方ですが

 

どれだけ続くかわかんないこの期間

ちょっと気を付けたいことがあります

 

筋力低下です

 

行動範囲は

布団とトイレ以外

たまに病院

わたし自身そんな2か月ちょいを過ごして

脚が萎えました

 

当時、エレベーターなしの3階に住んでいましたが

この階段を一気に上がれない

降りるのも膝ががくがくする

5分歩くと言い切れする

ほとんど気にならないゆるーい傾斜の坂道が

急な坂のように感じて辛い

 

これはえらいこっちゃと思いました

 

24歳でも2か月ゴロゴロしてたら

こんなに筋力落ちます

 

生まれたら抱っこして歩かなきゃいけないわけですから

萎えたままではマズいと

安定期に入ってから

せっせと歩くようにしました

 

筋力落ちたら

お産もつらいです

産後もつらいです

 

それを理解したうえで

カラダと相談しながら

ゆったりすごしつつ

筋力低下の予防を心掛けてください

 

 

というのもですね

 

 

さて、つわりは治まりました

とりあえず週数としては安定期です

しかし、子宮頸管が短いよ

…ということが最近多い気がするんです

 

 

こちら↓からお借りしました

http://igakuhajime.com/imminent-birth/

 

赤ちゃんが落っこちてこないように

ストッパーになっているのが

子宮頚部

 

これがまだお産まで日があるのに

短くなっちゃってると

これからどんどん大きくなる赤ちゃんを支えきれないので

早産のリスクをさけるために

重力がかからないように

「横になってじっとしててください」

ということになるんですね

 

そして更に筋力低下

冷える

ふさぐ

 

…という悪循環

 

 

 

 

子宮も、子宮頚も

粘膜の下は筋肉(平滑筋)です

 

骨格筋の横紋筋と違って

平滑筋は随意筋ではありませんから

エクササイズで鍛えることはできません

 

平滑筋は

ホルモンなどの化学物質に反応して

収縮するようにできてて

消化管の蠕動や

オーガズム

陣痛、射乳反射が

平滑筋の「運動」

 

動くべき時に動いてくれればいいわけで

「筋力」が問題になるようなところでは

そもそもないわけだ

 

でも

子宮頸管が早期に短くなりすぎると

「子宮頸管無力症」

というラベルがつけられます

 

力を入れようったって

入れられないところですのに

こんな風に言われたら困ります

 

困るんですが

だからといってじっとしてたら

悪循環になるのも確かで

ただ、

子宮頸管の状態と骨盤底筋の状態は

どうやら関係ありそうです

というのは論文としてもありまして

https://ci.nii.ac.jp/naid/40018947601

骨盤底筋がさいしょっから弛緩気味

(使えていない)人の場合

子宮頚が短くなりやすいようなのです

 

ということは、

骨盤底筋を鍛えれば

子宮頚部も骨盤底に支えられる

という希望は持てます

 

で、実際に

横になった状態で骨盤底筋を鍛えましょう

というエクササイズもあるようで

(切迫早産、骨盤底筋、トレーニングorエクササイズ

でググるといろいろ出てきます)

やってみる価値はあると思います

 

 

とはいえ、です

つわりで足腰が弱り

切迫早産で更に筋力低下が進む

というのを予防するためには

 

子どもの頃からの貯筋

そして

日常生活でカラダを使うことが

大切だなぁと思うのです

 

 

よじ登る

ぶらさがる

バランスをとりながら歩いたりはしったり

でこぼこの地面を走り回る

ひっぱる、掘る、投げる、跳ぶ、飛び降りる

というような

多様な環境をカラダで感じるような遊びができれば

体幹は育ち

原始反射も統合され

しっかり貯筋できます

 

いろんな意味で

遊びを通じてのカラダづくりは

とても大切だと思うので

ぜひとも子育てには活かしてもらいたいです

 

 

ともあれ

妊娠中につわりでも、

悪阻、切迫流産、切迫早産でも、

「安静」が薦められますが

じっとしていることで生じる悪影響は

できるだけ少なくしたいです

 

 

そこで提案

 

・晴れた日は3分でもいいので

全身に朝日を浴びる

 

・テレビはできるだけ見ない

(つけっぱなし厳禁)

 

・PCやスマホなどで調べるときは

「リスク」を探すのではなく「安心」や「できること」を探す

 

・暇なら赤ちゃんに話しかける

 

おすすめの本

 

 

 

 

気分転換がなにより大切!

 

どうしたら心地よくなるのか

どうしたら気分が安らぐのか

どうしたらよく眠れるのか

どうしたらスッキリするのか

 

こういうリソースは

普段からいろいろストックしておくと

ショックなことがあったとき

とても疲れた時

具合が悪くなった時に役に立ちます

 

 

はじめての妊娠で

はじめてのつわりを経験しているひとは

まず

足をつま先からふくらはぎまで

しっかり温めましょう

 

夏でもエアコンで冷えてます

 

足湯、レッグウォーマーで温めてね

 

それから

肌触りのいいものをまといましょう

 

喉を通るものがあって

おしっこも出てるなら

そんなに心配はいりません

 

 

ホメオパシーのレメディでも

吐き気に対応するものがいろいろありまして

わたしが特におすすめするのが

Symphoricarposです

他にもNux-v., Ip., Cocc., Petrol., Tab.

と、いろいろあります

ホメオパシージャパンには

サポートHakというのもあります

 

眩暈がしんどい

横隔膜が固くなって呼吸しづらいときは

まくのうちセラピー(クラニオセイクラル・セラピー)

とてもいいです

 

 

奇跡が起こっているカラダを誇りに思って

かけがえのないひとときを過ごしてください

 

ちょっとの間、しんどくても

思い出深いものになるはずです

 

 



 

ひろの拝