今月は、書法道場にて北宗の三大家を学んでいる。
  
北宗の三大家とは
   
蘇軾(そしょく)
黄庭堅(こうていけん)
米芾(べいふつ)
   
を言う。
   
この3人を学ぶには、ずーっと遡って王羲之から学ぶ。
  
その王羲之が書いたと言われる「集字聖教序」の中にあったこれ
  
   

(すぐわかる中国の書より抜粋)
   
   
そして、北宗の三大家を学ぶには、顔真卿と李邕も学ぶ。
    
今回の学びで初めて李邕という人の書に触れたのですが…
    
   
   
「武」
   
そっくり!
  
  
えーっと。
北宗の三大家の特徴そっちのけで、この一文字を見つけた瞬間にぶっ飛んでしまった。
   
  
王羲之に影響を受けた人はそりゃいっぱいいて、そっくりに臨書できる人も少なくない。
    
独自の書法を見出して、顔真卿のような書になった人もいるし
李邕のように、王羲之の書に忠実にプラスαの特徴を入れた書を残した人もいる。
  
  
   
西暦300年の書を学び、自分らしさというデコアイテムでオリジナルを生み出して行けたら、いいな。
   
   
たん藍