4月17日より始まった「ゆるす」ための13日間 | 禅空「空、見ちょる」

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いよいよ始まる新しい黄金時代のごきげん五次元ライフ

4月4日からスタートした春の龍の新しい流れも22日で一段落、
4月17日より夏の化身の13日間がスタートしました。

みなさん、この一週間は、なぜか「ゆるせない出来事」がてんこ盛りで、不満が爆発したり、怒りがこみ上げてきたりしませんでしたか?

例えば、自分には非がないのに謝罪を迫られたり、思い通りに物事が進まなくてイライラしたり、いままで遠ざかっていた関係に立ち向かうジレンマに陥ったり、人の言動にムカついたり、自分がいやになったり、なんか心が落ち着かない日々が続くといったような、そんな一週間だったのではないでしょうか。

23日はそんな「夏の化身」の13日間のちょうど七日目の中日でした。
この「ゆるす」というテーマは今月末の4月29日まで続きます。


「ゆるせない」ということは、一体どういう状態なのでしょうか?

「ゆるす」という言葉の語源は「ゆるます」というところから来ています。

硬く緊張して張り詰めた状態を、ゆるましてリラックスする。
つまり、肩を怒らせて、だれかの過失や失敗を責めたり、とがめたりしないで、こころとカラダをゆるます。
警戒心を解いて、引き張ったものをゆるめる、うちとける。
とらえたものをゆるまして、逃がす。

ゆるすという言葉を漢字で書くと、普通は「許す」という字になりますが、ここでいうゆるすとは「赦す」という字の方です。

許すという字は「許可」を表します。
許可とは上の立場から下を見下す状態で、ゆるしてあげるという意味が込められています。「本当は許せないけど、許してあげる」的な上から目線の「許可」です。

一方「赦す」とは、義務や負担を受けなくて済むように免除する、
過失や失敗を責めない、とがめない、
相手がしたいようにさせる、まかせる、
そうすることを認める、希望や要求を聴き入れる、
手放す、自由を認める。


このように「ゆるす」とは、自分の心地いい世界感を「常識」にして、相手を責めたり、裁いたり、ジャッジすることをやめるということ。

自分の価値観や世界感の枠組みにもとづいて、誰かをまた何かをコントロールしたり、カチカチの緊張状態の中で状況を変えようとするのではなく、あるがまま、そのままの状態を受け入れて、リラックスして「ゆるんでいる」ことです。

月末までの残りの6日間で、どれだけあるがままの状態を味わっていけるかが、新しい春の時代にシフトするための大事なテーマとなります。

夏の化身の「ゆるし」というテーマは外部に対する現象だけでなく、自分の内側に対しても現れてきます。とっても深いテーマなので、続きはまた明日。。。

私もあなたも、みんな、あるがままでオッケーなのですが…