【体験談】「ビリーフチェンジ・プロセラピスト養成講座」 | サイコセラピスト(心理療法士) 棚田克彦 公式ブログ

こんにちは、心理セラピストの棚田です。


最近、Facebookライブの話題が続いたので、今回は違うお話をします。

今年初めの3月から先月7月まで、約半年間にわたって東京と大阪で開催されていた「ビリーフチェンジ・プロセラピスト養成講座」が終了しました。

今、さらにそこから約一ヶ月が経ち、講座を修了された受講生の皆さまから私の元へ体験談が届き始めています。

つまり、「ビリーフチェンジ・プロセラピスト養成講座」の最新の体験談です。

どうぞ、ご覧ください。


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【女性】H.K.さん
特に何かに悩んでいた事はなかったです。
今まであった悩みを解決出来るとは思ってもいなかったです。
そもそも、悩みとして認識をしていなかったです。

私はビリチェンを卒業生の小池浩さんのブログで知り、ビリチェンがどのようなものほとんど分からずにライブセミナーに参加しました。
それは、実際に第一人者である棚田先生のセッションを実際に受けてみたいと思ったからです。
棚田先生のセッションを受けたことはもちろんなのですが、ライブセミナーの始めにエミ先生が今までの自分の人生がビリチェンを通じてどの様に変わったかを話してくれた時に、涙があふれて止まらなくなりました。
理由もなく流れる自分の涙をみて、自分の中で何かが起こっていると思いました。
そして、それを知りたくて、プロセラピスト養成講座に興味を持ちました。
ですが、受講料が高額だったので、少し迷いました。

恐らくライブセミナーの2日目が終わる時に心は決まっていたと思うのですが、2日目の講義の後に卒業生方2名にアルセラに誘って頂き、養成講座はどんな感じなのか、また、いま特に大きな悩みがなくても受けてみると色々と自分の事も分かって勉強になるよ。と背中を押して頂き、受講を決めました。
(何も悩みがないって言っている人ほど、すごいのがあるんだよね。と卒業生が言っていた言葉の意味が、今ならよく分かります・・・)
あと、受講開始21日前までは、全額返金と書いてありましたので、気持ちが変わったらキャンセルすればいいかなと思っていました。

実際に参加をしてみて、私はずっと自分の感情を抑圧して生きて来た事が分かりました。
今までの生活に何も疑問を持っていなかったので、嫌な事もそれが普通、自分はこういう性格だから。
そう思って生きてきました。
養成講座でビリーフを勉強していく時につれて、自分がこんなにもたくさんのビリーフを持っている事に気が付きました。
一番の気付きは、自分の感情が分からないという事です。周りの人が喜ぶ事が自分の意見だった事に気付きました。

養成講座が始まった時、私はプライベートで大きな悩みを抱えていました。
私の性格上、今まではどんな悩み事も、自分ですぐに白黒を付けて来ていたのですが、その悩みは自分ひとりでは解決できないものでした。
個人セッションには全く興味がなかったのですが、受講中に涙を流し、どうしていいのか分からなかった時に、感情処理が出来れば、楽になると思うよ。と声をかけてくれた講師の方々に今ではとても感謝しています。

DAY9、10は私にとって衝撃的でした。
トラウマの講義では、自分がどれだけトラウマを抱えているかに気付き、恐怖症の講義では、自分が恐怖症だと思っていた事がすべてビリーフから起こっている事に気付きました。
今振り返ると、今までの人生はずっとたくさんの事に我慢して生きてきていたと思います。
ですが、ビリーフがある事に気付き、そして、そのビリーフは緩める事が出来ると学びました。
ビリーフが緩まった後の、自分の人生が楽しみなりません。

今回、養成講座で得られたものの大きなひとつは「仲間」です。
それぞれ違う悩みを抱え、自分の人生を生きて来た同期のみんな。今まではひとりでもがき苦しみながら、頑張って生きてきました。ビリーフチェンジという安心、安全な場所で、幸せになりたいと集まってきたみんなが、それぞれを認め合い、自分をさらけ出しながら学んできた5カ月間は、とても有意義でした。
養成講座を修了し、定期的に会える機会はなくなってしまったけれど、いつまでも皆がもっともっと楽に、幸せに、なれるようにエールを送り続けたいと思います。

棚田先生、宮岡先生、恵美先生、亜紀先生へ、心から感謝の気持ちをお伝えしたいです。
いつも親身になって話を聞いてくれた事に、感謝の気持ちしかありません。
今振り返ると人生で一番辛い時期に、養成講座を受講していたと思います。
受講期間の始めから中旬過ぎまでは精神的に不安定な日々を送っていました。
考えても考えても答えが出ずに辛い毎日も、養成講座へ行く度に新しい気付きがあり、今までの事は自分のビリーフが原因で起こっている事に気付かされ、驚きが隠しきれません。
今思えば、本当に今までの生き方は限界だよ。と心が叫んでいたんだなと思いました。
解決する事はまだまだたくさんありますが、焦らずコツコツとビリチェンを続けて行きたいです。
これからもどうぞよろしくお願い致します!
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【男性】K.S.さん
親しい人間関係(特に妻)との間で意見の相違があった時に起こる様々な問題に困っていました。
(過剰な落ち込み、イライラ、不機嫌になり冷静な話し合いができない)
誰も自分の事を理解してくれない。理解しようとしてもくれない。そんな最低な心理状態でした。
一方で、相手にどう思われるのかが非常に怖く、意見が言えないという問題も抱えていました。仕事では意見を言えていたので、特に親しい関係の人間にのみ抱えていた問題だったと思います。
自分の意見・気持ちは言わないけれども、周囲の人が察し、自分の意に沿うように行動するよう求めてしまう。そうならない場合は感情に起伏が起こり言語・非言語で攻撃するという救いようのない状態でした。
周囲の人を自分の思い通りに操ろうとするのは何か違う気がする。でもそれがかなわない時はイライラしてしまう。具体的に何をどうして欲しいのか言えたら周囲も対応のしようがあるのだろうがそれもできない。
このような状況から、やはり何やら自分が悪いのではないだろうかと思うようになっていきました。
しかし、そんなプライベートとは相反するように、仕事が俄然上手くいきはじめました。
満たされない私生活を埋めるように私は仕事に没頭していき、周囲からの評価を得、昇進・昇格を果たしました。
ところが全然嬉しくない。達成感がない。周囲からの賞賛や敬意を受け取れない。仕事でも満足感が得られない。そしてこのままでは大切な家族も失ってしまう。そう思った私は信頼できる人に紹介を依頼し、カウンセリング、ビリーフチェンジセラピーに辿り着きました。

養成講座の存在は、私を担当してくれたセラピストの先生を通して知りました。
しかし、当時の私は養成講座を受講する気は全くありませんでした。理由としては

・ 心理セラピストになる気がない
・ 問題解決だけなら、守秘義務契約を結んだセラピストとの対面セッションが安全
・ 毎月土日が2日潰れる。家族持ちには地味に大変。
・ そもそも業界自体をイマイチ信用していない。しかしセッションは効果有だったので、治ったら即終了。縁切り。
・ そもそも集団学習があまり好きではない。しかもなんかなんとなく暗そう。

挙げれば色々出てきますが、一番の理由としては「怖かった」からだと思います。
怖かった。自分が問題を抱えている事を他人に知られる事が怖かった。誰にも知られずに問題を解決し何事も無かったかのように日常に戻っていきたかったのだと思います。
あと、信じるのが怖かった。ビリーフチェンジを。心理学を。
信じてしまったら、自分が自分じゃなくなってしまうような気がして。
高額な壷でも売られるんじゃないかという気もしていました(笑)

それでも最終的に養成講座を受講する事に決めたのは、個人セッションで受けていたビリーフチェンジセラピーに劇的な効果があったからだと思います。
あれだけ苦しかった悩みが、憤りが、やり場のない悲しみが。無くなった。
場合によっては無くならないまでも、問題に直面した際、自分を保てる程度のものに軽くなった。
なぜなんだ。知りたい。体系的に理解したい。その欲求が抑えられなくなっていきました。
養成講座申込みの際、月に1度土日にマルッと不在となることもあり妻にも相談しました。
個人セッション後の私の変化に驚き、喜んでくれていた妻は、受講する事を応援すると言ってくれました。

勇気を出して受講を決めて本当によかったです。
期待していた部分として、学問的には、悩みの原因とその根本解決について体系的に理解できた事。すさまじいまでの情報量で学びの喜びを完璧に満たしてくれました。
そして、自分がなぜ苦しかったのかが腹落ちできた事。
自分の満たされない気持ちを、他人のせい、環境のせい、親のせい、妻のせい、にしてきて周囲を変える事に躍起になっていた自分にとって「変わるのは自分」「変わる事も変わらない事も選べて、それを選ぶのはやはり自分」という事を受け入れる事は時として辛い事もありましたが、今ではグゥの音も出ないくらい腹落ちする事ができました。
そして、これは期待していなかった部分でしたが、得られた一番大きなものは同期の受講生や講師の方々との「つながり」です。
養成講座申込み前は、誰にも知られずに問題解決できないかな。集団学習なんて嫌だな、卒業したら会う事もないんだろうな。と思っていましたが、最後の修了ミーティングの際、みんなとお別れになるのが寂しくて、卒業したくなくて、号泣してしまいました。
泣きながら、何を言ったのか覚えてはいませんが「あぁ。俺、本当はこんな仲間が欲しかったんだ」「こんな安心・安全な場所が欲しかったんだ」としみじみ感じていたのを覚えています。
同期と講師の先生方とは一生付き合っていくつもりですし、お付き合い頂ければ幸いです。

最後になりますが、先生方「安心・安全な場所」をありがとうございました。
受講生は各々問題・課題を抱え、それを解決しようと人生を変えようと養成講座を申し込みます。
そんな我々に対し、評価・判断をせず、我々の悩みを受容・共感しながらも、我々のチカラを信じ、過剰な寄り添いをせず、必要なアドバイスをしながら伴走するかのような在りように、ただただ感謝です。
感情は「安心・安全な場所」でしか出ない。
長年感情を押し殺してきた私にとって、自由に感情を出せる「安心・安全な場所」を得たことはこの上ない喜びでした。本当にありがとうございました。
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【女性】K.O.さん
人と深く関わることが出来ず孤独感を持ちながら生きて来ています。
恋愛や結婚をしても自分から壊してしまうことも困っていました。

この講座の存在を知ってから実際に申し込むまで1年と数カ月かかりました。
すぐに申し込めなかった理由は
①自分にとっては金額が大きい。
②開催地が自分の居住地から近くない→開催地が居住地から近くないので受講費以外に交通費や宿泊費もかかる。
③自分の居住地から一番近い開催会場の開催日時が毎年月末月初で自分の仕事の繁忙期に当たるところで行けない。
等でした。
自分が変わることに対しての抵抗は全くなく、むしろ早く変わりたかったので申し込むのに時間がかかったのは上記の金銭的理由と仕事上の都合のみでした。

最終的に決め手となったのは、生きづらい日々をもうこれ以上続けるのが嫌だという強い思いからです。
申し込みをする前に家族と同居するかどうかの問いかけが迫って来ていたのですが「今の自分では同居出来ない」という思いも強く、追い込まれていて自分の中の問題に取り込む方向への流れが早まりました。

受講する前はビリーフについて学ぶことで、自分で自分の問題を解消して行けるのではないかという考えを持っていました。
受講してみると自分の中でビリーフチェンジのセッションの重要さが増しました。
また、自分だけではなかなか自分の問題を解消するのは難しいとも感じました。
講座を受けて一番大きな得られたものは「人の力を借りた方が良い」と人の力を借りることの大切さ、人の力を借りることを自分に許可する気持ちになれたことかと思います。

講座受講日は講座後のアルセラ(棚田注:懇親会のこと)も含め朝から晩まで休憩時間もずっとビリーフチェンジ漬けになる印象ですが、それでも退屈したり携帯で外部の人と話したくなったりすることが私は全く無かったです。
関心がある分野に思う存分ひたっていられ、関心のある話ばかりが続く貴重な日々でした。
ありがとうございました。
今後共よろしくお願い致します。
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【男性】T.Kさん
人と一緒にいる時に、相手や周りに気を張って気疲れしてしまうこと。
もっとリラックスして人と関われる自分になりたいと思っていました。

ファミリーコンステレーションの講座にも興味があったので、どちらの講座を受講しようか少し迷いました。
入門講座で宮岡先生のオープンセッションを受けたこと。入門講座に繰り返し参加する中で専門的に学びたいと感じました。

期待していた成果が得られました。
自分が抑圧していた感情や、抑制していた感情に気付き、それらに意識を向けて感じることで、恐れや悲しみを消化することができました。
その結果、自分の感じ方が変わり、目の前の相手により落ち着いて向き合えるようになりました。

テキストの表紙のメッセージありがとうございました!!
全部、とても嬉しかったです。
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【女性】Y.K.さん
激務が恒常的に続くストレスの多い職場環境で10年弱過ごした結果、睡眠障害になりました。小さな組織で行われる社内政治や足の引っ張り合い、パワハラに神経を擦り減らしました。
夜何時に寝ても、毎朝4:00頃に目が覚めてしまい、身体に様々な不調がでるようになりました。弱いからこの壁を乗り越えられないんだと自分を責め、鞭打つ毎日。そんな極限状態の中で自己肯定感の低さが、炙り出されました。心身共に疲れ果て、新しい仕事を始める気力も余力も自信もありませんでした。
人員削減があり、多くの社員が入れ替わりました。人数が増え、まるで別の会社のようになっても、早期覚醒はなくならず、それまでのことを思い出すと動悸がして胸が苦しくなりました。

今回講座を受ける4~5年くらい前に一度、棚田先生の2時間の公開カウンセリングを見に行きました。 
初めて見た感想は、失礼を承知で書かせていただくと「セッションを受けた人は仕込みだったのかな?」でした。過去に遡り、怒りや悲しみを解放するということが、その当時の私にはどうしても理解できませんでした。
それでも、公開カウンセリングへの参加と同時に購読を始めた棚田先生のメルマガやPodCastに、とても興味をひかれました。

最終的に、申し込みを考えた理由は3つありました。一つは早期覚醒を解決し、自己肯定をできるようになりたいと思ったこと。二つ目は棚田先生が多くのクライアントと向き合い、問題を解決してきた方法であれば、効果があるのではないかと思い始めたこと。三つ目はセラピストの仕事に興味をもったこと、でした。
この講座を受けることによって新しい一歩が踏み出せるかもしれない、一か八かやってみよう、と申し込みを決めました。

一番良かったことは、自分の悩みや多くの人の問題がなぜ起きているのか、その因果関係や心のメカニズムを、頭と心の両方で理解できたことです。講座を受け、このカウンセリング手法が、広く深い知識、理論、成功に裏打ちされていることが分かりました。さらに、自分がカウンセリングを受けてみて、過去の感情が溢れ出すのに驚きました。
ただし、たとえカウンセリングが本物でも、心を固く閉ざし、信じないと決めている人には通じないかもしれません。公開カウンセリングを見に行った頃の私がそうでした。感情というものを軽視し、ネガティブな感情に至っては、ただひたすら我慢して自分の中に溜めこんできた私。そして、一体なぜそういう自分ができあがったのか?
講座を受けた今ならわかります。すべてに理由がありました。
今回の講座で、頭と心に同時に働きかけられ、何度も揺さぶられ、カウンセリングを受け入れる心の準備が徐々に整うことによって、解決の糸口をつかむことができたのではないかと感じています。

講師の先生方が、注意深く私たち受講生を見てくれていたことに感謝をしています。何気ない雑談の中で、悩みの原因の核心をさらりと言い当てられ、稲妻が走るように驚いたことが何度もありました。講座の空間を「安心、安全な場所」にしてくれた先生方、受講者の皆さん、本当にありがとうございました。
内容がとても多く、深かったので、まだ十分に消化できていませんが、これから復習し、しっかりと自分のものにしてきたいと思います。
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「ビリーフチェンジ・プロセラピスト養成講座」の体験談をもっとお読みになりたい方は、過去に講座を修了された方々の体験談を、下記のURLのリンク先のページに「受講生の声」として掲載しています。

【受講生の声】「ビリーフチェンジ・プロセラピスト養成講座」
https://www.tanada-katsuhiko.com/lp/pt/


では、また!


心理セラピスト 棚田克彦