高校、ダンス部界、ともに、そのシーンを牽引してきたとは思っている。

憧れの北九州市立高等学校。



僕たちが尊敬する緒方先生。その姿に憧れともに切磋琢磨しあった、箕面と桜丘。


追いかけたい学校がある。そんな気持ちで駆け抜けた。


特に箕面、高木先生とは十数年来の付き合いになる。互いにまだ20代独身、高校、ダンス部の風穴を開けるため、必死に練習に明け暮れた。




2011年、大阪に面白い学校があると聞いた。

大所帯でピラミッドの形になり、強烈なポップを打つ。


そんな学校の話を聞いた。一体誰がそんなことやってる?

自然と興味を持った。それと同時に嬉しい気持ちになった本物のストリートダンス知ってる人がいるのでは?



初めて知った。大阪箕面高校。これが、桜丘にとって、運命的な出会いとなる。

存在を知りつつも、指導者、高木先生と出会うことなく、2012年ダンススタジアム決勝大会パシフィコ横浜迎える。


その時、まだ僕も緒方先生には面識がなかったため、いつか話をしてみたいと思っていた。

やはり20代は大会成績欲しい。


そんなピリピリした会場の中、やたら視線を感じる気がした。振り向くとそこに高木先生がいた。笑


とっさに気づいた。多分この人が高木先生であろうと。ただその時は、バチバチしてたから、まっとうな挨拶できず、ビッグクラス桜丘は5位。箕面高校は3位、スモールクラス箕面、優勝という形で

第5回ダンススタジアム全国大会を終える。



再び再開は、3月のアメリカロサンゼルス。

ミスダンスドリルの国際大会で、日本選手団が体育館で練習する中、再び視線を感じる。笑


まさか。

振り返ると、そこに箕面高校、高木先生の姿が。

桜丘のTシャツを渡して、お互い初めてきちんと話をし、以降アメリカ遠征中はめちゃくちゃ意気投合し、それは今日至る。


箕面はその後、ダンススタジアムで前人未到の連覇を果たしていき、とんでもない学校になっていった!


↓アメリカにて。二人とも若い。。

大会で共に凌ぎを削り、高めあったからこそ、

認め合う事ができる親友である。


毎年、北九州の公演は二人で駆けつけて、緒方先生のダンスにくらって、いつも打ち上げの時には、やっぱかっこいいよなぁ〜って、少年の様な会話をする。


桜丘が今公演をやっているのも、まず勉強しに行ったのは箕面だ。あまりのすごさに絶句した記憶がある。

桜丘を強くしてくれたのは、箕面の存在だ。ありがたい。

だからこそ、子供たちは、この関係を続けて欲しい。勝ち負けではない、かっこいい事を互いにぶつけ合う。

そして、讃えあう。それが我々が求めている形だ。


生涯続くであろう、この面白い関係。

彼は、兄さんと俺の事をよび、俺は、ぎーちゃんと呼ぶ。


互いに苦労した時代があるからこそ、

人としても教師としても尊敬できる親友。


最後に。

今年、チームダンス選手権で共にジャッジをし、

ジャッジムーブ。互いに歳を重ねた。

自校が大会に出る中、それでもこの大会の力になりたいと、純粋な気持ちでジャッジをした。

本当に有難い気持ちでした。

高木先生のソロの後、俺が行く時、ワンエイトの合わせをした。

このラストに目合わせて互いに指を差し、ソロを押し出してくれる瞬間が最高なんだ。




てなわけで、お互い歳はとったけど、一年の内、どっかで何回かは会う。たまーに、くだらん事電話したり、ダンスシーンを語ったりしている。





また全国を舞台に会えるの楽しみにしている。



リスペクトは常にそこに!