想い出のターニー | AKAMEE omotesando stylist 谷川 博昭 『アメブロのタニブロ』

AKAMEE omotesando stylist 谷川 博昭 『アメブロのタニブロ』

美容の事、好きな事、アイドルの事載っけます!
こちらから予約できます♪
http://beauty.hotpepper.jp/slnH000332761/?cstt=1


ちまたで流行ってる想い出のマーニー。みたことないけど勝手にやっちゃうシリーズ第二弾!!

勝手にイメージと妄想だけでやっちゃいます!

『想い出のターニー』


I feel my heart is getting lost

Being myself is painful

Someone says you don't have a
chance

To restart the life that you never had

Negative emotions attacked me

Especially like this lonely night

Silence is eating my brain

Shutting me down and I'm stuck again



何もかも上手くいかなくて想像していた未来とはかけ離れて、でもどうすることも出来ずただ長くて暗い夜をいくつ過ごしたんだろう。

もう限界なんだ。。



ロン毛の男は車を飛ばした。

車内は無音で対向車もなくタイヤの音だけが聞こえてくる。

その音はとても不快だった。


よりによって綺麗な満月なのがより一層気分を悪くした。


山道に入り辺りは真っ暗闇になった。


この辺りにしよう。


ロン毛の男は車を停め一本のロープを手にし山の奥へと進んでいく。

この辺りで人生を終わりにしようと思うと一匹の犬が目の前に来た。

ロン毛の男は犬の頭を撫でた。
お前も大変だな。こんな山奥で、、


その犬の首には首輪がしてあった。

犬はロン毛の男のズボンを噛み何処かへ案内しようとしている。

なんだよ、ついに決心ついたってのに!

それでも犬は何処かへ案内しようとしている。

わかったよ!いくよ!行けばいいんだろ!!

すると犬は走り出した!

ロン毛の男は後をついていくと目の前に一件の豪邸があった。


マジかよ。こんな山奥に。

犬はドアの前でこちらを見ている。

ロン毛の男は戸惑ったがドアを開けた。
中は映画でしかみたことのないような豪邸だった!


こんな階段みたこないぜ。
バイオハザードの館じゃあるまいし。

すると中から一人の女性が出て来た。


あなたは誰?!!

犬はその女性の元に寄り添った。

ダニエルあなたが連れて来たの?

犬は嬉しそうにしている。


私の名はターニー。あなたは?



ロン毛の男だ。



いい名前ね、ロン毛の男!
あなたは何故ここに来たの?


ロン毛の男の表情は少しこわばった。


イイわ!言わなくても!
もう夜も遅いから泊まればイイわ!
部屋なら沢山あるんだから!


ロン毛の男の命は伸びたのである。

次の日の朝目を覚ますと犬が部屋の前にいた。

相変わらず可愛いな。

頭を撫でているとあの女が来た。

ダニエルだめでしょ!起こしちゃ!


女は続いてこう言った。

ご飯出来てますから!


ロン毛の男は言葉に甘えることにした。
どれも美味しい料理でとても幸せだった。
まるで昨日自殺しようとしていたなんて嘘みたいに幸せだった。

ご飯食べたら私について来て!

笑顔の彼女はとても素敵だった。
ロン毛の男は彼女の言うがまま後をついて行った。

とても綺麗な湖があり辺りは花でいっぱいだった。


彼女は湖に入って行った。


ロン毛の男とても気持ちいわよ!

そう言うともう一度湖から出て来てロン毛の男を突き落とした。
ロン毛の男びしょびしょになった。


何をするんだ!!貴様!
ロン毛の男は激怒したが彼女は笑っていた!


あはは!私はターニー!
貴様はやめて!ターニーでいいわ!

そう言うとターニーはロン毛の男の頭を水面に押し付けた!

ロン毛の男もターニーを水面に押し倒した。徐々に打ち解けたロン毛の男とターニーはびしょ濡れのまま岸に寝そべっていた。

ロン毛の男、しばらくここにいなさいよ。帰らないで。

ターニー。しばらくはここにいるよ。

本当に?嬉しい!今日のご飯は豪勢にしなくちゃ!



そう言うとターニーは家に走って行った。


辺りが暗くなるまでロン毛の男は寝そべっていた。

そろそろ戻るか。

ロン毛の男はドアを開けるもとても良い香りがした。

ロン毛の男。遅かったじゃない!
料理出来てるわよ!!

とても豪勢な料理がテーブルに広がっていた。
料理の味もとても美味しかった。


ターニー!君は。君は素晴らしいよ!
本当に。本当に嬉しいよ。


ターニーとロン毛の男はその日から親しい仲になった。

数日が過ぎロン毛の男が寝ていると彼女は近くに寄り添って来た。

ロン毛の男それに気づき目が覚めたが寝てるふりをした。
彼女は子供をあやすように頭を撫でながらこう呟いた。

可愛いですねぇ。ぐっすり寝てね。

続けてこう言った。

ターニーの事が好きな人?

彼女はロン毛の男の頭を少し押した。

ハイだって。可愛いなぁ。
ロン毛の男の事が好きな人?

ハイ!私です。

そう言ってロン毛の男に抱きついて来た。

全部聞いていたが寝ているフリをした。
ただ少し寝返りをうつフリをして彼女の手を握りしめた。

幸せだった。





ただ何処か、異様な違和感があった。



その違和感は次第に強くなって行った。










彼女はと毎日一緒に居るのに料理がでてくる。いつ買いに行ってるかもわからない。
買いに行くとしても何時間もかかるはずなのに。
お金もどうしてるかも分からないし、元はどうしてこんな所に一人で住んで居るのか。



そうだ。どうしてこんな所に一人で住んで居るんだ。



ロン毛の男はその夜彼女に聞いて見ることにした。



ターニー。
どうして君はここに一人で住んで居たんだ?



ロン毛の男。貴方が居てくれるじゃない。


ターニー話をそらさないでくれ!
僕が来る前の話をしているんだ。
そして食料もどうしてるの?
いつ買いに行ってるんだ!?



ターニーは深い沈黙をした。


ロン毛の男は近づいてもう一度聞いた。

お願いだ。話してくれ。



ターニーは小声で、








ダメよ、、



ダメよー。









ダメよーダメダメ。








ダメよーダメダメ。















ダメよーーーダメダメ。








ターニーは叫び始めた。




ダメよーー!!ダメダメ!!!!



ロン毛の男怖くなって腰を抜かしてしまった。

ターニーはブツブツ呟きながら近づいて来る。



聞かなければ、知らなければ、全てが幸せだったのに。


ダメよーダメダメ。。

もう終わり。



ロン毛の男泣きながら謝った。

俺が悪かった。聞いてない!何も聞いてない!!何も見てない!




するとターニーは叫んだ。


聞いてるだろーがぁ!!


ロン毛の男は外に飛び出した。


必死だった。死にたくない。
早くここから逃げて安心して暮らしたい。死にたくない気持ちでいっぱいだった。


しばらくすると車のヘッドライトが遠くに見えた。


助かった。俺の車だと思った瞬間!

人の足が見えた!



うわぁ!!

と尻餅を突き上を見上げると、、

















ウソだろ、、、















そこにはロン毛の男が首を釣っていたのである。

夜風に吹かれ揺れている。

その音はとても不快だった。




ロン毛の男はようやく全てを理解した。
自分が今まで体験して来たことは死後の事だったのかと。


ロン毛の男泣きながら後悔をした。


後ろから足音がした。

後ろにはターニーがこちらを見て笑っていた。




この声はとても不快だった。














Endless pain I've had enough

If only just for now can't I have it all

but in the end it defeated me

why do I let my past laugh at me

I've been dreaming and I've been drawing

what I saw

but time waits up for no one

that's why we are living in a picture





OP ED / pay money to my pain / pictures




夏なので少し怖目で!


谷川じゅんじでした。






アケミーーーン!!!



iPhoneからの投稿