ちょっと用事があって、バイパス沿いのお店の駐車場に車を停めたときです。

4車線の道路の真ん中あたりに、黒いものがうごうごしてる。

ネズミかな?
それにしては毛がふさふさかな?
車にはねられては無さそう。
血も見られない。

どちらにしても歩ける様子はなくばたついてる感じ。

こそは道路なので次に車が来るとひかれてしまう。

どうしよう。心臓ドキドキ。
すぐに動かないと、信号が変われば車が来る。
でも、ここでこのままにしておいたらずっと気になると思って、意を決して、捕獲に。
道路の真ん中にしゃがんで、謎動物に手を伸ばすも、実はひかれていて持ち上げたら内臓や血がが出てこないのか??とか、どぶネズミかな?とか、一瞬そこでも触るか悩む。
でも、もう、信号待ちしてる車が向こうに車を見て、慌てて、手で持って、歩道に置いた。






猫だった。
傷もなかった。よかった。
しかも目も開いてない。
手足が短すぎて、お腹を擦って少し動けるくらい、歩くことはまだでき無さそう。

そして、手も洗いたかったので家に戻った。
戻りながらやっぱり気になった。

うちの駐車場に戻った時には、やっぱりもう少し様子を見たいと思い戻ろうと決心した。
うちにいた甥っ子を連れて、再度猫の元に戻った。

そういえば、用事があってここにきた。
甥っ子が猫を見守って、私は店内で用事を済ませていた。

甥っ子は持ち帰って飼いたいと言った。当然そういうだろうけど、行く前に、飼わない約束をして行ったから、葛藤があったみたい。



そして、しばらくして、甥っ子が店内にやってきた。
「黒猫が来たから、隠れていたら見てない間に、子猫はいなくなっていた。近くを見たけど、子猫も黒猫も見えなかった」って。

きっと、加えて連れ帰ってくれたんでしょう。
良かった。