あまり日記に暗い事を書かない事にしているんだけれど・・・。

ちょっとだけ、はけ口にさせていただきます。

長くなるけど。

寝不足と疲れで脈絡もまとまりも何もなくてとっちらかってるけど。

 

一昨日、大和の骨董市の荷物を準備している時に、お友達の業者さんからLINEでメッセージ。

 

『ペロちゃん、亡くなっていたと連絡が来ました。』

 

ん?え・・・・・・?

 

ペロちゃんは関西に住む先輩業者さんで、優しくて明るくて、気さくで、大好きなお友達でした。

私の兄より年上なのに、タメ口で話す私と仲良くしてくれて、多才で素敵な謎のお姉さんでした。

 

去年の夏から腰が痛いって、2階にも上がれない位、玄関まで出られない位辛くて、年に2回だけ会えるイベントにも来られなくて、また年末会おうねって、約束していました。

 

年明けに入院したってSNSで報告が有って、そのままコメントが無かったから大丈夫かな?って気になっていました。

メッセージ送ると迷惑かな。

何か有ったら報告あるかなって、どうしようかなって心配していました。

 

末期癌だったそうです。

2月2日に亡くなっていました。

 

不思議な縁で仲良くなりました。

父が亡くなった年、お店にふらっと愉快な母娘がご来店。

お話をすると業者さん!

当時ハマっていたゲームやってるって。

私も!!

マイミクになって♡とお友達になったのが、連絡をくれたお友達。

そのゲームの中のそのお友達の掲示板で、『明日は大和の骨董市ー』と呟いたら、『私も大和出てるよー』とコメントくれたのがペロちゃん。

 

大和の骨董市は大きな露店で、みんなが出ている骨董市なので、まぁ良くある話なので、そうなんですかー、私は西口です。と私。

私も西口、駅の傍、とペロちゃん。

んんん?私、駅前の木から2軒目、ヒゲの着物屋さんの隣。

えええー!?私もヒゲの着物屋さんの隣!!!とペロちゃん。

 

なんと、斜め後ろのブースだった私とペロちゃん。

翌日初めて会う。

ものすごく大きなご主人と、小さくて明るいペロちゃんと、ものすごく大きな荷物(山車とか神輿とか)と小さくて可愛いジャックラッセルテリアの吉備ちゃんとで関西から神奈川の大和に来ていた。

亡くなった父もとても良くしていただいていて、すぐに大好きになった。

翌年くらいだったろうか?大きなご主人が癌で亡くなった。

仕事で別々にいることも多かったから、実感がわかないんよー。

ただいまーって、ふらっと帰って来る気がして、悲しいって思わん。

からっと笑っていた。

 

しばらく大和に来ていたけど、その年の大和は、何故か雨にたたられて、しばらくしたらペロちゃんは大和に来るのをやめてしまった。

便利な時代で、mixi→LINE→Facebookと常に近況はわかっていたし、ここ数年は世田谷ボロ市の出店場所が近くなったので、年に2回、12月と1月は顔を見ることが出来た。

 

そのうちご飯とか食べに行きたいねぇ。

なんて約束がなかなか果たせなかった。

去年の1月。

大和と重なった世田谷ボロ市。

近場に一人で宿泊する予定だったから、一緒にご飯食べようよーと誘って、初めて一緒にご飯を食べた。

美味しそうな食べ物屋さんが見つからず、さまよった挙句、チェーンのファミレスに入った。

でもペロちゃんと一緒にいるのが楽しくて、時間はあっという間に過ぎた。

ペロちゃんはこれから別の場所に移動するらしいので、あまり引き止められない。

翌日もボロ市。

忙しかったけど、最後にペロちゃんの顔を見て、またね、今年はどこかのイベントで会おうね。

来年のボロ市は同じ場所にホテル取ろうよーと約束してその日はお別れ。

またね。

 

それが最後。

私がペロちゃんに会った最後。

 

SNSで連絡は取り合っていて、近かったらもっと何かしてあげられるのになぁって歯がゆい思いをしていた。

何か送ってあげたくても、宅急便すら受け取れないくらい辛い。

もう少し良くなったらねー、ありがとうって文字が、ペロちゃんの声で頭に再生される。

 

何が出来たかなぁ。

死というものがリアルではなかった10代をとうに過ぎて、祖父が亡くなり、父が亡くなり、祖母が亡くなり…。

その間に何人か友人も亡くなり。

私の気持ちのほとんどを支えてくれていた父の死から7年近く経ちましたが、未だ足元はすかすかな感じがします。

 

人が亡くなると、必ず後悔が付きまとうけれど、これはもうしょうがないなぁと割り切った方が良いんだろうなぁ。

そんなこと、出来ないのはわかっているけれども。

もっとあれをしてあげれば良かった、これをしてあげれば良かったとめそめそと、大好きな人たちを思い出す。

 

いかんいかん、頭が鬱な方向へ向かってしまう。

 

ペロちゃんは、大好きな仲の良いご主人の所に行ったんだろうな。

一人で頑張ったよなぁ。

最後まで明るかったな。

腰の痛いの、無くなったよね。

私はきっと70年後くらいに行くから( ̄ー ̄)

ほんとは大好きな人たちの誰よりも早く死ぬのが夢だったけど。

生憎私はきっと長生き。

ペロちゃん、覚えてくれてるかなぁ、70年後。

もう生まれ変わってるかも。

会えないじゃんっっっ!?

 

ここまで読んでくれる方も、なかなかいないと思うけど。

ちょっと変だなって思ったら、すぐに病院に行ってね。

あなたがいなくなったら、私は悲しいです。

あなたの身近な人たちはもっともっと辛いです。

ペロちゃんは、腰が痛くても病院にいかなかったの。

1月の入院は救急車で運ばれたって書いてあった。

検診もちゃんと行こうね。

 

ネタ日記じゃなくてごめんなさい。

70年後だと、もしかしたら姪っ子(10歳児)の方が先に死ぬ可能性も…Σ(゚д゚lll)ガーン