『やだぁぁ~!ぜんぜん勉強してなぁあ~~い!』

中学のテスト前に聞かれるこの台詞。
マジでウザい。
何をアピールしたいのか。

勉強してないのにテストに望める器のでかさアピールなのか

勉強せずにテストを受けてもそれなりの点数が取れるアピールなのか

勉強する余裕がないほど忙しいアピールなのか

もしくはどれだけ勉強しても足りない人生の悟りを開いたアピールなのか。



とにかくナンセンスなアピールである。
なぜここまで僕がこのアピールを嫌うかと言うと、本当に勉強してない奴もいるという事である。
そしてそいつらは黙ってそれらのアピールを聞いて、心の中で『やっべぇ。マジで勉強してねぇ』と呟いたいるのである。

そんな彼らの心境は電車で大便が漏れそうな状況で、平然としている乗客へ向ける恨めしさに近いものがある。

そんな彼らは謙虚である。
自らの怠慢を恥じて黙り続けるという高貴な存在である。

後のバカ誕生である。