10月30日(火)中国新聞の記事 | 【広島】仔猫大量虐殺事件 



【広島】仔猫大量虐殺事件 


呉でまた猫の死骸 今月に入り6体


呉市中心部の路上と住宅の敷地で29日、刃物で切断されたとみられる猫の死骸が1体ずつ見つかった。今月に入り計6件で、3月以降では計8件。今月に限ると発見場所は半径1㌔の範囲に集中しており、周辺住民は不安を募らせている。
この日、午前6時15分ごろ、和庄登町の路上で住民が右半分の腹部がそぎ落とされた死骸を見つけた。続いて同8時40分ごろ、西中央4丁目の集合住宅敷地内で別の住民が頭部と左前足だけの子猫の死骸を発見した。
4日の下山田町の路上、22日の寺迫運動公園(和庄)と和庄公園(本町)、25日の和庄公園を含めて、今月見つかった6体はいずれも首輪がなかった。
現場で切断した跡がない点も共通している。
和庄登町に住む女性(75)は「もし人間の仕業なら、人にも危害が及ぶのではと気持ちが悪い。早く解決してほしい」と訴えている。
呉署は同一犯による虐待の可能性もあるとして、器物損壊と動物愛護法違反の疑いで捜査、パトロールも強化している。