11月7日(水)中国新聞の記事 | 【広島】仔猫大量虐殺事件 







猫虐待事件で懲役6月求刑

広島地裁初公判

広島市南区の自宅で飼い猫を虐待したとして、動物愛護法違反の罪に問われた南区金屋町、無職高橋新一被告(37)の初公判が6日、広島地裁であった。高橋被告は起訴事実を認めた。検察側 は懲役6月を求刑し、即日結審した。
検察側は論告で「猫に部屋を荒らされたことなどに立腹し、暴力でしつけしようとした」と指摘。「これまでも飼い猫を虐待死させたと供述しており、動物愛護の意識に欠け、再犯の可能性は高い」と強調した。
一方、弁護側は「犯行に計画性はなく、反省している」と罰金刑を求めた。高橋被告は最終意見陳述で「殺した猫の分まで一生懸命働いて供養したい」などと謝罪した。
起訴状によると、高橋被告は8月9日ごろ、自宅で飼育していた猫1匹の頭部を拳で数回殴るなどして顔にけがを負わせた疑い。