消えた命が繋ぐTNR | NPO法人 府中猫の会

NPO法人 府中猫の会

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こんにちは。

預かりコウノです。

 

閲覧注意です。

ちょっと残酷な話があるので苦手な方はお避けください。

 

先日、私の手の中で逝ってしまった小さいけれど確かにあった命。

 

 

先ほど、亡くなったたからちゃんを見つけた預かりIZUちゃんから連絡がありました。

 

たからちゃんが息を引き取り、社内でIZUちゃんが、ほかの社員さんたちにその報告をした日。

ご自身も猫を飼っておられる女性社員さんが、子猫が食べられているところを見たそうです。

おそらく、たからちゃんの兄妹かと思われます。

 

たからちゃんの死から、近くにまだ子猫がいるかもと注意して見るようになり、発見された子食べ。

 

この現実を目の当たりにして、社員さんたちが

「捕獲してちゃんとTNRをして地域猫にしよう!」

「もうこれ以上、産ませちゃダメだ!!」 と声を上げ始めたそうです。

 

これまでにも手で捕まえられないかなど試したこともあったそうですが、本格的に捕獲器を使って真剣にTNRをすることになったというIZUちゃんからの連絡でした。

 

まずは会社のある地域の市役所に相談してみてと伝えました。

 

現実は、猫たちにとってとても厳しい。

 

たからちゃんの死があったから、動き出した人たちがいます。

この世に生まれてきて2日で、あの子は人間を動かした。

 

こうしてTNRの必要性が広がっていくことを切に願います。