ベトナム料理専門店 サイゴン キムタン


ベトナムに旅行してもなかなか食べることができない地元&家庭料理を提供するにとってのNo.1ベトナム料理店


昨年(2018年)11月にbless4デビュー15周年記念アジアツアーWE ARE WARRIORS」ファイナル@CLUB CITTA'鑑賞後、アジアンフード好きのY.T.女史との食事場所に選んだのがこのお店


bless4ライブの様子はこちらをご覧くださいダウン

bless4デビュー15周年記念アジアツアー 前編

bless4デビュー15周年記念アジアツアー 後編



このお店の、ベトナム料理の概念をひっくり返すあまりにも衝撃的な美味さに、今回は食べ歩き仲間3人と再訪です足あと


エキゾチックな店内


ベトナムの装飾品を並べ本場を再現した異国情緒あふれる空間で、ディープな屋台料理をいただきます


価格は税抜き表示ですメモ


GOI CUON(ゴイ クォン)

生春巻 ¥630/2本


このお店に来たら外せない生春巻きは、市場にあまり出回らない”モチモチ感”が最も良い極薄ライスペーパーを使用

この食感がたまりません


薄味仕立ての生春巻きは、自家製もろみダレで食べるもよし


ニュクマム(魚醬、タイではナンプラー、ベトナムは少し濃い目のニュクマム)ベースの甘辛いタレで食べるもよし



CHA GIO(チャージョー) 

揚げ春巻 ¥790


中に詰まった海老の練り物の“ねっとり”を包むサックサク食感のスナック感覚でいただくおつまみ


食べ比べると、同じ“春巻”でも全くの別物で面白い


THIT NUONG CUON BANH TRANG(ティット ヌーン クーン バン チャン)

豚焼ライスペーパー ¥825/2本

具材はこちらアップ


プラスティックの仕切り盤にペタ~っと張り付いた極薄ライスペーパーにこの状態のまま具材をのっけてくるくると巻いていきます


出来上がりはこちらダウン


生春巻きの具材が豚肉に替わって自分で作るパターン


こちらは肉に甘辛く味付けがされていて、豚肉の存在感が際立ちますが、これ一本で肉・野菜・炭水化物をバランスよく摂れる優れもの



BANH CUON(バイン クオン)

ベトナム蒸し餃子 ¥690



こちらの肉はミンチ肉です

この餃子の皮は春巻きのライスペーパーとはまた違ったとぅるるん食感が病みつきに

トッピングのサックサクフライドオニオンが絶妙なアクセント


GA HAP LA CHANH(ガーハッラーチャイン)

鶏肉&カフィアライムの葉蒸し ¥860


東南アジアでは一般的で、例えばトムヤムクンの香り付けに使われたりするカフィアライム


この料理はしっかり鶏肉に香りが移るよう茹でではなく蒸し


この香り、鶏肉とベストマッチ、クセになります



BO CUON XA(ボー クン サー)

牛のレモングラス巻きグリル ¥830/2本


このお店の1番人気メニュー!

串代わりのレモングラスの茎にタレに漬け込んだ牛の薄切り肉を巻きつけ、さらにみじん切りにしたレモングラスを塗ってオリジナルの味付けで焼き上げたもの


爽やかにレモングラスが香るさっぱり味ながら噛めば噛むほど広がる独特の風味が愉しいジューシーな逸品



BANH TET CHIEN(バインテッチイン)

豚の餅米包み揚げ ¥730


もっともち~っとした食感を想像していたら、大ハズレ

サブレのような食感で豚も餅米も感じない不思議な食べ物でした



BANH MI TRUYEN THUYET(バインミー チュイエン トゥイット)

伝説のバインミー ¥740


これこれ

前回はお腹いっぱいになってしまいたどり着けなかったお店イチオシのバインミー

今回はこのために来たと言っても過言ではありません



1年間探し歩いてようやく見つけたというカリフワサクサクで香ばしいフランスパンの片一方にバター、片一方にパテをたっぷり塗り、豚肉、ピクルス、もやし、人参、パクチーなどをこれでもか状態に盛ったものを“ベロ出し”しないように丁寧に挟んでくれました




黄色く錦糸卵のように見えるのは裂いた鶏肉(ささみ?)のフライ

フランスパンのカリフワサクサク、野菜のシャキシャキとこのフライのパリサクの競演

全てが一体となってステキなハーモニーを奏でます

お見事ビックリマーク


これまで、必ず鳥かゆと鳥フォーで〆ていた常連さんがバインミー食べたさにどちらか一つを諦めるようになったそう…なるほどひらめき電球


バインミー専門店を出す計画があるんだとか

駅前なら帰りに途中下車して寄っちゃうかも



PHO GA(フォー ガー)

鳥フォー ¥850


この優しい鶏スープは何!?

例えどんなに食べ疲れていてもこいつがくれば一発で癒されます



もちろんデザートもいただきます



CHE BA MAU(チェーバーマウ)

三色チェー ¥550


タピオカ、ベトナムお汁粉、バナナの3種?のチェー


CHE(チェー)はベトナムでは屋台などでよくお目にかかる、甘く煮た豆類や芋類寒天や果物など複数の具材を合わせて食べる伝統的なデザート

現地では温・冷の2パターンあるようですが、こちらは氷の入った冷仕立てでいただきます



KEM DUA(ケムズー)

ココナッツミルクアイス ¥510


この自家製アイス、サービス担当の息子さんが大好きでついつい食べ過ぎてしまい、シェフであるお母さんに“いい加減にしなさい‼️”と怒られるんだそう


わかります…ココナッツがあまり得意ではないもおかわりしたくなるほどの美味さ



CA PHE(カフェー)

ベトナムコーヒー ¥510



先に言っておきます

尻カッチンの人は頼んではいけません

ドリップにめったやたら時間がかかります


あ、我々4人はモーマンタイ

今日の食事の感想やら何やら楽しくお喋りしていたらあっという間に時間が経過



ブラックかコンデンスミルク入りか選べるようですが、何も言わなければコンデンスミルク入りで来るようです


この手のコーヒー、やたら甘いものに当たったりしますが、このお店は大丈夫

カフェモカを彷彿とさせる美味しいコーヒーで〆



メモ

どれを頼んでもハズレなしの“アタリ”のお店

呑まないメンバーで行ったとはいえ、一人当たり約3,600円でお腹いっぱいとリーズナブル


お母さんシェフが作る美味しい料理、説明上手な息子さんのフレンドリーで絶妙な距離感、素晴らしいコストパフォーマンス、清潔感のある店内空間…

再々訪決定ですドア