人物写真から3Dモデルを作る/PIFuHD | パソコンで人生を100倍楽しめ!

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自作PC/3DCG/ビデオ/音源/プログラミング少々。

追記>>


PIFuHDで 写真を3Dモデルに変換します。

 

◇動画説明(推奨を超えていますが 約2Kのモデル写真を使いました)

 

◇準備

写真」を用意して「GoogleChrome」を使います。バックグラウンドのGoogleDriveで、コピーされたプログラムが作動するのでログインしてください。

PIFuHDURL(GitHubのサイト)から
https://github.com/cedro3/others/blob/master/PIFuHD_Demo.ipynb

 

◇用意する写真

・解像度は512×512~1024×1024(pic)が推奨されています。

2Kや4Kでもかなり綺麗に行けます。

・正面を向いたものが望ましいようです。

 

◇その1:準備~レンダリング

 
「PiFu」のあるGitHubのサイトを表示します。
 
次に  をクリックします。
 

下記のサイトが表示されます。操作概要は以下の通りです、あとは、画像を挿入しダウンロードして完了です。

 

①「ドライブにコピー」をクリックします。

別タブで「PlFuHD Demoのコピー」が表示されます。

 

②メニューバーの「編集」~③「ノートブックの設定」をクリックします。

 

④ポップアップウインドウが表示され、ハードウエアアクセラレータが「GPU」であることを確認したら「保存」をクリックします。

 

 

⑤「接続」の「▼」~⑥「ホストされているランタイムに接続」をクリックします。

「接続」の表示が設定されます。

 

⑦「ランライム」~⑧「すべてのセルを実行」をクリックします。


 

⑨「PIFuHDの実行」に「ファイルの選択」が表示されます。そこをクリックしてフォルダから任意の画像を挿入しても良し、ドラッグ&ドロップの挿入 どちらでもOKです。

 

レンダリングが成功すると、mp4の動画が表示されます。

 

◇その2:ダウンロード

⑩オレンジ色の「ファイル」をクリック~ ⑪「更新」~⑫「pifuhd」~⑬「results」~⑭「recon」と順にフォルダを開いて行きます。

 

⑭「recon」の中に、⑮「obj」⑯「png」+「MP4」のデータが作成されました。それぞれの右端をクリックすると、「ダウンロード」という表示が現れます。そこをクリックしてください。

 

今回は、「ダウンロードフォルダに「obj」と「png」のデータが取得しました。

 

PiFUHDの作業は以上です。

 

◇考察

・元画像の質によって仕上がり具合が左右されます。驚くほど綺麗にできる場合もあれば、レンダリングできなかったり、原形をとどめていない時もあります。また、「OBJ」ファイルがPCに取得できないこともあります。

 

・さらに完成度の高い仕上が営を求めるならば、PCにプログラムをインストールするのが賢明です。

 

・連続で作ろうとすると「セッションが多すぎます」との警告が出ます。「セッションの管理」から以前のセッションを閉じ、作業を続行してください。

・DoodleDriveに作業データが溜まって行ゆくので削除します。

◇取得データの活用

PiFUHDから取得した「obj」データは「Instant Mesh」や「Blender」でリトポロジーできます。Blenderなど、アプリケーションを使えば、再造形や着色して完成度を高めることができます。元画像が「Tポーズ」「Aポーズ」なら「MIXAMO」を使って簡単にアニメーションさせることもできます。

 

◇編集後記

一般的に「料理」とは、食材を組み合わせて調理することを指しますが、具材の肉や野菜、または、調味料まで作ることは稀です。いわば組み合わせの技術です。

 

置かれている立ち位置によりますが、

3DCGにも似たようなシュツエーションがあるように思えます。

 

主人公など、重要なものは一から作りますが、それ以外は、今回の「PIFuHD」ようなツールを使えば、目的を達成するまでの時間を大幅に短縮することができます。 

 

すべては、何をするか、どの立ち位置に自分自身がいるかによります。

 

・・・と言うように、

何かを作ったり、向き合っていると相関関係などが、頭の中で巡ることがあります。