11月29日開催「TENKAICHI 78」にあたり、全関係者及びファンの皆様にご報告させていただきます。これは当人の承諾を得ての告知です。
沖縄最強ファイターとして長年に渡り伝説を築き上げてきた漢、Mr.神風選手に末期ガンが発覚し、現在、余命宣告を受けた状況で今もなお闘病中です。
そこで沖縄でMr.神風選手との繋がりが最も強いTENKAICHIのリングを舞台で、彼と縁深き4選手が立ち上がり、自らの肉体と心をもって英雄に渾身のエールを送らせていただくべく闘います。
皆様、神風魂とは何か、ここで感じていただき、よろしければ共に来るべき復活に向けてご声援をお願いいたします！
▼プロフィール
リングネーム：Mr.神風
本名：川間浩暉
所属：神風塾
生年月日：1965.12.13
記録：36戦25勝8敗3分14KO
身長：180cm
体重：85kg
経歴：空手道の経験をベースに35歳からキックボクシングを始め、非公式戦を合わせた沖縄県内の戦績は2014年までに200戦無敗という伝説的存在。2011年12月、元K-1王者、ピーター・アーツと体重差30kg、齢46歳にして勝負を挑み砕け散ったものの、アーツから「Mr.神風は日本のロッキー・バルボアだ！」と称賛された。キックボクシングジム「神風塾」を沖縄と熊本に構え、「武勇伝」など大型イベントを手掛けるプロモーターでもある。
▼Special Fight 1 武勇伝スペシャルルール 1分1R
神風スピリッツ 特別メッセージファイト 1
中村 広輝 (赤雲會／LEGEND63kg級王者・TENKAICHIキックSライト級1位)
vs
神風ション (神風塾沖縄／元TENKAICHIキックウェルター級1位)
Mr.神風に送る肉弾のメッセージが2試合。そのひとつは、Mr.神風の愛弟子と敬愛する沖縄のトップファイターのガチンコマッチだ。
中村は“琉球鉄拳”の異名を持って本土に乗り込み沖縄ファイターの強さの示す先鋭だが、その成長過程でMr.神風の手がけるイベントに参戦していた時期があり、同団体王者にもなっている。
ションは沖縄の神風塾でリーダーシップを発揮する重鎮にして愛弟子。公式戦のリングに上がった数は少ないものの、本土のメジャープロモーション「RISE」では、代表選手である水谷秀樹と判定（2-0）で敗れたものの互角の攻防を見せた実力者でもある。
共にTENKAICHIにも出場してきたファイターであり、ここで尊敬する“伝説”と敬愛する“塾長”への想いを闘い紡ぎ出す。ここで許された時間は60秒のみ。瞬きも許さない魂のメッセージを全身で受け取っていただきたい！
追記：この試合の通知を受けたMr.神風選手は、病院のベッドの上で「マジかっ！」と、目を見開いたそうです。
▼Special Fight 2 武勇伝スペシャルルール 1分1R
神風スピリッツ 特別メッセージファイト 2
ヒロヤ・デラックス (WILD SEASARコザ／TENKAICHIキックヘビー級3位・JKIヘビー級2位)
vs
MINOタイガー (虎の穴／武士70kg王者・TENKAICHIキックミドル級4位)
“沖縄最強伝説”Mr.神風リスペクト企画を立案しTENKAICHIに持ちかけてきたのは他でもないMINOタイガー本人だった。
覆面ファイターとして長らくTENKAICHIで活躍してきたMINOが尊敬してやまない漢（おとこ）こそがMr.神風であり、その気持ちを表現するにあたり自らの心身を削るような真剣勝負による荒行を申し出た。沖縄屈指のハードパンチャーであのFREDまでもKOしている超人“闘う海人”ヒロヤ・デラックスとのタイマン勝負。
巨漢のヒロヤが115kg、ミドル級のMINOが75kg、体重差40kgの競技スポーツであれば許されることのないミスマッチ。これが手心の加わったエキジビジョンマッチならばまだしも1分間とはいえ完全なる真剣勝負で一騎打ちするというのだ。あまりにも危険で無謀。プロモーターである都丸志功も普通なら許可できなかっただろう。しかし、これが成立されるにあたってMINOにとって譲れない理由がある。
神風魂で闘いたい！
神風魂……それは文字で容易に表現できるものではない。ファイティングスポーツの域を超えた格闘技、武道、いや、それさえも凌駕する心意気。その表現としてMINOはヒロヤ戦を自ら望んだのだ。約3年前には、MINOが主催する格闘技イベント「武士（もののふ）」にMr.神風を招聘し、武士ヘビー級タイトルマッチとして拳を交えた。そこでMINOは接戦の末に敗れたが、ベルトは巻けなくともそれ以上の“何か”を得たことだろう。
そのヒロヤもMr.神風を尊敬する戦友の一人である。ヒロヤはMr.神風と初代全沖縄ヘビー級王座決定戦（現TENKAICHIヘビー級王座）を闘った当人であり、ここで勝利したMr.神風がベルトを巻いている。この試合は「ヒロヤはあまり練習をしないでリングに上がる」と伝え聞いたMr.神風が「根性を叩きなおしてやる」と鬼神のように攻め立てた伝説の一戦であり、ここでヒロヤはその身に神風魂という名の闘魂を刻まれた。
そんな二人による肉体を全開にして叩き、蹴り出すメッセージ……その目で見るよりも心で感じていただきたい。
※試合順は後日発表致します。
■大会概要
大会名：TENKAICHI 78
日時：2015.11.29 (日)
開場14:00／アマチュア開始15:00／本戦開始16:00
場所：コザ・ミュージックタウン音市場（沖縄市上地1-1-1）
主催：ワイルドシーサー
■前売りチケット販売中
立見：￥4,000
RS：￥6,000 （4列目以降）→ 残りわずか
SRS：￥10,000 （2列目、3列目、ステージ席2列目以降）
VIP：￥15,000 （最前列）
※当日は全て￥1,000アップ
身長100cm以下のお子様は入場無料となりますが席は保護者の膝上か立見
チケット販売所：ワイルドシーサーグループ沖縄各支部、参加各ジム、各選手
■Title：TENKAICHI 78
Date：Sunday 29 November 2015
Open 14:00／Amateur Fights 15:00／Main Fights 16:00
Place：Koza Music Town Otoichiba (1-1-1 Uechi Okinawa City)
Sponsored by WILD SEASAR
■Advance sale ticket sales start
Standing：＄40
RS：＄60 → Just rest
SRS：＄100
VIP：＄150
※Door prices cost $10 more