広くて清潔な部屋で昨日の疲れをタップリと癒しました。
お姉ちゃんから聞いた少しの情報かも知れませんが、元々がゼロだったので意気揚々とお出かけです。
まずは地下鉄に乗ります。
切符を買いたいのですが、見た事ない漢字が出てきてよく分からないので、横にいた年上の女性に聞くと、すごく鬱陶しそうにボタンを押そうとしました。4米みたいな字だった気が…
すると、反対側にいた青年がNo!No!といい1米を押すと切符が1枚出てきました。
ありがとうと伝えると、青年は颯爽と去って行きました。僕の性別が一瞬グレーになった瞬間でしたね。
てことは、あの女性は4枚のボタンを押そうとしたことになります、あの野郎…
今日は上海の観光地として有名なのでしょうか、豫園に向かいます。
地下鉄を降り、お姉ちゃんに貰ったMAPを見ながらキョロキョロしていると、一人の女性が声をかけてきました。
確か「日本人?シンガポール人?」と聞かれたと思います。
ジャパンと答えると、片言の日本語で話しかけてきました。
「ワタシ日本スキ 横浜デ美容ノ勉強シテタ、日本語モット勉強シタイ」
旅の知識ゼロ、旅人にしたら赤子同然かも知れませんが、普通に生きてきたら分かります。
こいつ、めっちゃ怪しい。。。
ただ、このまま何もなく平穏無事で旅が終わるのは面白くないと考えていた私は、この後の展開も気になり、乗ってみる事に。
話しをしていると、少し休憩しようと言ってきたので、あえて綺麗なベンチを指差し、あそこに座って話そうと伝えると、アソコハ汚イ!アノ店ガイイ!と指定してきたのです。
いよいよ動き出したなと感じた瞬間でしたね。
指定されたのは6階建ビルの6階にスタバをモチーフにしたカフェ。
少し迷いましたが、まだ外は明るく相手は女性、もしもの時は強引にでも逃げれると思い承諾しました。
エレベーターで6階に上がりカフェに入ると、一般のお客さんもいたので、少し安心しました。
窓際の席に座り対面で座る
店員がメニューを持ってきた。
料金を見ると少し高いような気もしたが、100元(当時1500円)までなら勉強代だと考えていた。
とりあえず、2人でジュースを頼み乾杯。
この状況はネタになると思い、写真を撮ってもいいか聞いてみた。
悪い奴だろうから、断られると思ったのだが、思ったよりも可愛く写ろうとしてきた事に驚いた。
そして女は談笑中に店員を呼び、一言二言やり取りをした。なんだか分からなかったが、答えはすぐにやってきた。
来るわ来るわフルーツの盛り合わせやブランデーのボトル等、明らかに話した数と合わない品数が机の上に並び出した。
慌ててノーノー、お金ないよ。と伝えると、女は素直に従い店員にチェックアウトを促した。
この時点で手をつけたのはジュースのみ、100元で足りる額である。
グルであろう店員が領収書を持ってきた。
領収書の値段に目をやると、そこには驚き値段が。
1985元。
日本円で約3万円である。
(またまた)続く。
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