はやく、中米陸路を抜けて、カンクンかキューバに行きたいな。
それにしても、こっちは汚い海だな。
いよいよ地獄の国境越えのスタートである。
波が高くボートが叩きつけられる衝撃は全身がバラバラになりそうな程らしく、みんな到着した頃には疲労困憊、その為に席取りは重要課題らしく一番衝撃の少ない後ろ真ん中がお勧めらしい。
なんか、前列に期待しちゃう自分がいたから、全く問題はなかったが。
最初は波もなくスムーズな滑り出し。
その度に打ち付けられるお尻、そして首と腰、さらには腹筋を固めてないと内臓にまでズシンと痛みが走る。
ただ、あまり気張りすぎると体の彼方此方が痛くなる、出来るだけリラックスを心がける、無の境地です、はい。
どんどん激しくなるかと思われたが、2時間半後、なんとこのままカプルガナまでついてしまった。
それに、波の高さを計算しながら走ってるのかたまに蛇行したりして波をかわしていたのだが、操縦士のテクニックにもよりそう。
確かに首や腰が痛くしんどかったのだが、これなら西アフリカのバスの方がキツかった気がする。
天候は安定し、この日は波がかなり弱い方、それで良いんだけどなんだか拍子抜けしちゃったな。
ただ後二回ボートがある、そこに期待かな。
ここでコロンビアアウトのスタンプを貰いにイミグレへ向かうも昼休み中らしく開くのは14:30だと言われた。
何時にしまったのか分からないが、今から2時間半も昼休み、のんびりしている。
それに、朝の1時間遅れが響かなければいいが。
暇なので島の散策。
久しぶりにシビれたね。野球好きなんで、はい。
イミグレが開いたのは14:45、のんびりしている。
すぐにスタンプを貰い、桟橋に戻る、次はプエルト・オバルディア。
オバルディアはここから30分程の距離らしいのだが、そこはもうパナマである。
そのオバルディアからパナマシティ方面のランチャがなかなか無いらしく一週間待つ人もいたりいなかったりとか。
もしかしたら今日、もしくは明日の早朝に出ることだってありえる、ここは少しでも急いでオバルディアに向かいたいところなんだけど、今日のオバルディア行きはもう無いんだって。
よし、どうせ泊まるならビーチとして有名なカプルガナ、泳ごうと思ったが陽が落ちはじめ泳ぐ気にはなれなかった。
こんな時は何をしたらいいんだろう
ビールもタバコもハッパもしない
どこか散歩しようか
すると雷雨が
そして停電
おやすみなさい
続く。