この日がとうとう来てしまった。
次の目的地は、世界一治安が悪い都市1位のサンペドロスーラ。
5位の街から1位の街に向かうなんてハード過ぎる。
国土の狭い中米だから凶悪都市のハシゴが出来てしまうんだよね。
アフリカを小さくしたとして、ラゴス→ナイロビ→ダルエスサラーム→ヨハネスみたいな陸路移動とか憂鬱でしかないでしょ、そんな感じです。
サンペドロスーラはそんなアフリカの凶悪都市を抑え2012と2013の2年連続1位なんですから筋金入りです。
この2年で少しは落ち着いてくれてればいいが…
と思い調べたら2014と2015も1位やった。不動やんあんた。たいしたもんや。
そんな所に行くんだから緊張しないわけがないのですが、この日はそうでもなかった。
きっとテグシガルパが大丈夫だったから、何もなかっただけと言う意味ではなく。
これは自分の気持ちを抑える為に考え出したのかは定かではないが、自分の中である説にたどり着いた。
大好きな移動で寝れちゃうんだから、余裕があるのか。窓際じゃなければ移動は苦痛でしかなく寝るしかなくなるのです。
隣の人が途中で降りたので、窓際に移動。
だって、今から行くサンペドロスーラなんて、誰も行かないから情報殆どないんだもん。ぷーん
テグシガルパに行ってみて分かったのだが、気をつけていれば大丈夫だと感じたのは間違いじゃないと思っている。
それは何故かと言うと、観光地ではないから。
観光客を襲うなんて発想はないだろう、住んでる人の中に埋もれてしまえば確率はかなり下がる。
それにそんな恐ろしいギャングがいるなら、抑止力となり案外安全なのではないかはちょっと自信ないけど
その、なんて言うんですか、無の境地になる為には色々考えないといけないのですよ、はい。だって、今から行くサンペドロスーラなんて、誰も行かないから情報殆どないんだもん。ぷーん
街中で降ろしてくれる方が好きなのだが、こんな大きいバスターミナルだときっと町外れだし、ここがどこかって不安はあまり感じられない。
周りの人に行きたい場所を伝えるとタクシーに乗れと言う。タクシー運転手も近づいてきてタクシーだと言う。
周りの人に行きたい場所を伝えるとタクシーに乗れと言う。タクシー運転手も近づいてきてタクシーだと言う。
安いバスを教えて欲しいと頼むもタクシーと言われる。
困っていると英語で話しかけてきた一人の男性。
ここからならタクシーがいいよ、それにその値段なら悪くないしと。
こんなに大きいバスターミナルなら、安いバスがあると思うんだが、サンペドロスーラの名前にビビってたのかは分からないが、運転手も悪い人ではなさそうなので、言われた通りにタクシーに乗り込んだ。
中米に入り防犯の為にヒゲを伸ばしている。
現地人化に成功しているかは全く分からないが、未だにチーナとは言われないので少なくともアジア人かどうかは微妙なラインまではきてるってヒゲ関係ないやんとか言わんといてかー。
髭剃りたいけど我慢しよ。
我慢せんでええんやで、押すの。
我慢せんでええんやで、押すの!