一生で一番うまいもの お母さん、ありがとう

先日、一生で一番うまいものを食べた。

今、皆さんには言えないが、失敗してかなり痛い目に遭っており、（何があったかは詮索しないでほしい）この強がりの私が珍しくなんと食欲や性欲が落ちている。

下ネタですまぬが、あそこも一週間たたず。
本来なら１日３回・・・（以下、下品ゆえ自粛）

３キロやせた。
元々デブで、まだ違いがわからないだろうが。
羨ましい人は代わってほしい。
あなたもみるみる痩せる！痛い目ダイエット。

普段口で強がっているほどには自分が強くないことはわかっていたが、あらためて自分が弱くてカッコ悪いと痛感している。
でも、まあ、自分の弱さをしっかりと見つめ直しておくことも良いことだろう。

弱って食欲がないと言ったら、母親が梅干しをくれた。

うまい！
うまいよ、お母さん！
世界にこんなうまいものがあるのか！

「ありがとう」
と言いたかったが、そう言ったとたんに泣きじゃくってしまうことが予測できたので、黙って食べていた。

母も特に何も言わず、黙っていた。

だから、せめて、ここに書く。
ありがとう、お母さん、本当においしかった。
少しだけ元気が出た。

ありがとう、ありがとう。
本当にありがとう。

母の日も近いけれど、ぼくは、すぐ世界連邦だなんだで、よそにお金を使ってしまって、いつまでも親孝行なんてできない。

異なる民族、異なる宗教が手を携え、そして人類が自然との共生を考える世界、そんな世界連邦をつくるために、自分はできる限りのことをしたい。
難しくて、何やっているかわかりにくいと思うけれど、それが親孝行の代わりだ。

だから、世間一般の意味における親孝行はできなくてごめん。

梅干し、ありがとう。
本当においしかった。

この恩は、日本に向けて、世界に向けて返していきます。