人生には、先が見えない、迷いの時期があります。

頑張ってはいるけれど、このままでいいのか・・
ここが、本当の自分の居場所なのか・・
今の仕事を、本当に続けていきたいのか・・
自分に向いている事、やりたい事は何なのか・・

手相では、主に生命線に出る「」の時期が、
それにあたります。

手相における島は、一般的には「病気や体調不良」の線だと思われている方も多くいらっしゃいますが、経験上多くの場合、そうではありません。(もちろん、そのケースもあります)

ちなみにまず出ているのが右手か左手かでその意味が若干違いますし、(左手の生命線上に出る島は、主に恋愛、もしくは結婚に関する事です)また知能線、感情線、生命線、運命線どれに出ているかでも違い、たまに影響線にも、まれに矛盾するようですが開運線にも出ます。

特によく出会うのは、右手の生命線上に出る島です。

それは、主に仕事に関しての
停滞、忍耐、不安、不満、迷い、多忙」を表します。

「先が見えない、この後どうなるか分からない」時期です。

多くは20代から30代前半までの間で、1年から数年、中には人によって長い場合、5年以上出ている場合もあります。

この時期で、まず一番多いのが
「今の仕事が、ずっと続けていく仕事ではない」と感じる場合です。かといって、やりたいこともはっきりせず、将来に対して漠然とした不安や、ジレンマを感じていることも多いです。

次に多いのが、
「仕事量が多く、とにっかく忙しい」時期です。人手が足りなかったり、昇進など立場が上がってからや、大きな仕事に取り組む一定期間にも出ます。

そして就職1年目から20代前半に多いのが、
「まだ覚えなければいけない事が多かったりで仕事に慣れず、苦労する時期」です。理不尽だと感じる経験をしたり、社会、組織というものを身を持って知る時期にもなります。

いずれにせよ、
なかなか先が見えず、しんどい思いをする時期が、島です。

となると、じゃあそんな時期なんかないほうがいいじゃないか、と思われるかもしれませんが、そうではありません。

いやもちろん進んで苦労して悩んで下さい、ってわけではありませんが、

どうしても前に進めない、悩みの時期は、もどかしく、苦しいですが、「人生のスパイス、味わい」なのです。

これを経験している人としていない人とでは、人間の「深み」が違ってきます。

自分の人生にとって、それを経験することが必要だから、その時期があるのです。

私は、島を「修行期間、経験値UPの時期」と呼んでいます。

修行なので、すぐに強くなるわけではありませんが、必ず、目には見えない部分での成長があるはずです。どんなに先が見えなくても、大変でも、その時期を過ごす意味はあるのです。それを経験することが、後々の自分に、必ず生きてきます。


人生に、まったく無意味な事は何一つないと思います。
あるとすれば、それは自分で「あの時期は無駄だった」と思えば、無意味な経験になります。

島ですが、どんな方でも、必ず抜ける時期が来ます。
冬の後には、やがて春が来るのです。

その後は、変化と、開運が出ていることがほとんどです。

暗い、迷いの時期を抜けたら、明るい未来が待っています。


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