入院中は娘も一緒に病院で泊まっていました。和室の部屋だったので夜は布団を二枚敷いて3人で寝ていました。

娘は朝から夕方まで病室で一緒に過ごし、夕方母に迎えにきてもらい実家で夕飯、お風呂を済ませまた病院へ連れてきてもらう生活。

家族以外の面会は禁止のため、来客は旦那と父母、一回義父母が来ただけでしたので、義父母が来た時以外は赤ちゃんのペースで過ごすことができました。

娘は狭い病室で可哀想でしたが、七田式プリントをしたり、買ってきてもらった本を読んだりシールを貼ったり、静かに過ごしてくれて本当に助かりました

私は産後、後陣痛がとても辛くてなかなか眠れず、昼間も娘がいるので寝れずで娘にイライラしてしまうことも正直ありました

3日目くらいからは夜に眠れるようになってきましたが、徐々に治ってきましたが後陣痛は退院する日くらいまで辛かったです

娘の時は入院中、母乳があまり出ておらずミルクを足していましたが、今回は産まれてから母乳のみで過ごしています。

1年前まで娘が飲んでいたからか、飲み始めて少ししたら順調に出始めました。

その代償として後陣痛は本当に辛かった

しっかり飲めているからか、4日目くらいからは2時間おきにオムツが濡れて起きて授乳してというリズムができていました。

そしてやはり2人目とでも言うのでしょうか。

娘が大きな声で話していても触っていても動じず寝ている

娘の時はモロー反射に怯えて静かに生活していたので、本当にびっくり逞しい。

助産師さんたちには本当にお世話になりました。

後陣痛に苦しんでいたので湯たんぽや小豆パッド、ぬか袋を温めたものを何度も持ってきてくれたり、娘にも声を掛けてくれ、息子持って可愛がってくれて、本当に素敵な方ばかりでした。

退院診察の時に先生と出産の時のお話をすることもできました。

逆子での自然経膣分娩では、最後に手や頭が出てくるので、顔が上を向いて顎が引っかかってしまったり、腕が胸のところでクロスせずバンザイをしてしまうと出てくることができなくなって危ないそうです。

先生は最後の出てくる時に手助け出来るよう準備をしていたそうですが、私と息子の息がぴったりでひっかかることなくするっと自分で上手に出てきてくれたと言ってくれました

退院の日、担当の助産師さんが息子を取り上げてくださった助産師さんでした。

夜勤が多かったので会えないかなと思っていたのでとても嬉しかったです

しかも最後に息子の沐浴もしていただきました

出産の時の話を交えつつ楽しく沐浴‥と思っていたのに、息子に優しく声をかけながら大事に大事に沐浴してくださっている姿を見ていたら、色々思い出して涙が

逆子での出産が心のどこかでずっと不安に思っていたのか‥

無事に産まれてきてくれて、張り詰めていたものがとれたのか‥

自分でもよくわかりません。

今回の出産では先生や助産師さんたちのおかげで、幸せなお産をすることができたと心の底から思うことができました。

きっと息子が逆子になったことにも意味があったのだと思います。

逆子での自然経膣分娩はとても危険が伴うことでもあります。

次にまた私が妊娠し、逆子になったとしても同じように出産できるとも限りません。

ですが、もうないかもしれない妊娠、出産の幸せな時間をこの病院で過ごすことができて本当に幸せだったなと思っています。

可能であれば、また赤ちゃんきて欲しいなぁ

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