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トマロビーのソバで

4年間もペットショップで売れ残ったアメリカンカールのトマスと元野良の黒猫ロビン、捨てられてたソバの愉快な毎日をつづる猫ブログです☆

トマスが旅立ってから1週間がたちました。

友人たちが今日も2組、トマスに会いに来てくれました。

 

さて、前回に引き続き、トマスの旅立ちが、トマスが私の人生の大きな節目である日の前日であったことを受けて、きっと私たちをこれからも見守ってくれようとしていた、トマスの愛を強く感じたことについて、少し書いていきます。

 

 ⇒ 前回のブログ

 

 

 

今年3月頃に、トマロビソバ家の隣の家(築70年)の「魔女の住む家」から、

 

 

「あの人」駄犬コンビがトマロビソバ家の1階に越してきました。

 

・・・そして、実は、この私たちのこの土地での暮らし方は、実はトマスが旅立ったまさに翌日に、さらに大きく変化することを予定していました。

 

つまり、トマスが旅立った5月8日の翌日、5月9日より、

 

 

この築70年の「魔女の住む家」を解体する工事が着工することになっていたのです。

(現在、絶賛進行中。今日はもう、あっという間に庭が更地になっています)

 

解体してどうなるかというと、解体して残った土地に2軒の家が新築されます。

 

 

1軒はペット可のアパート(2世帯メゾネットの小さなアパート)、1軒は私たち夫婦とこのこ(息子)と猫たちが暮らす「新トマロビソバ家」となります。12月にはどちらも竣工する予定です。
 

本当はトマスロビンと一緒に、「新・トマロビソバ家」に引っ越したかったです。

2匹の老猫たちのために設計要件に盛り込んだいろいろがあって、「新しいおうちに一緒に越そうね」が、闘病していた2匹に都度都度かけていた言葉だったので…、本当に残念です。

 

昨年3月ごろより本件の検討をスタートさせて、

 

 

11月に建築請負契約をトマロビソバ家で行いました。

数千万円の人生最大の買い物を約する契約書の上に、猫たちは張り切って飛び乗り、応援してくれました笑。

(ロビンも映ってませんがこの時は存命で、ソファの上から応援してくれました)

 

今年に入ってからは

 

 

より猫たちの応援が増していた気がします。笑

 

 

毛だらけになる銀行の融資担当の男性。。

 

・・・そして、トマスはこの2軒の同時建築プロジェクトがいよいよスタートする、まさに前日に旅立っていきました。

 

大きな節目を見届けてくれたこと。

そして姿なくともきっと私のそばで見守ってくれていると、トマスの強い私への愛を感じています。

 

 

まだまだ、全然悲しみの中にいるのですが、私がそれでもこれからの日々を生きていくことを、トマスロビンも望んでいて、そしていつの日かの再会を心待ちにしてくれているのを感じます。どたばたと過ごす中で、月日が経って少しかなしみが癒されたころに、私の今の心境を忘れてしまわないように、ブログを書きました。

 

もう少し書きたいこともいろいろあるので、

 

 

「トマロビーのソバで」が、この半年であっという間に「ソバで」になってしまったこのブログ、これからももう少しお付き合いいただければ幸いです。

 

 

 

トマスが日曜日の朝に旅立ってから数日がたちました。

 

ブログはもちろん、インスタでは多くの暖かいメッセージをお寄せいただき、本当にありがとうございます。

ひとつひとつにお礼が返せていませんが、本当にありがたく読ませていただきました。

 

 

・・・ここ半年の間に、私の中でこの10年当たり前にあった「トマロビーのソバで」が、ロビンの旅立ちで「トマーのソバで」になり、そしてトマスの旅立ちで「ソバで」になってしまい。。

まさか半年で自分が「問題児だらけの多頭飼いの人」から、「1匹飼いの人」になってしまうなんて思っても居ませんでした。

 

 

このあまりにも大きな変化に、気持ちの整理はまるでついていないのですが、実は思うところあって気持ちの整理をつけるためにもブログを書こうと思いました。まったく更新していなかったこのブログを、トマス亡きあとすぐに再開させた、その「ブログを書くに至った思うところ」とは何かについては、これからお話していきます。

 

 

 

唐突ですが、家のことについて話します。

トマロビソバ家のことは今までさんざん書いてきましたが、少し前までは、この東京都杉並の土地に、2軒の家が建っており、

 

 

 

この時のブログ。トマスが可愛いので見て!)

(上記は2017年の図ですが)2021年10月頃までは以下のような構成で暮らしておりました。

 

【トマロビソバハウス】

1階 K夫妻のアトリエ

2階 トマロビソバ、おにいちゃん(主人)、おねえちゃん(あたし)、このこ(息子)

3階 どん兵衛、K夫妻

 

【魔女の住む家】

1階 駄犬コンビ(BB右京)、あの人(母)

2階 Oちゃん、Oちゃんの彼氏

 

詳細は↓このあたりの記事を読んでね。

どん兵衛、初登場

トマロビソバ家の構造2017年現在(1)

 

・・・2021年10月に、OちゃんとOちゃんの彼氏が引っ越し、12月にロビンが他界したので、

 

 

しばらく上記のような暮らしをしていたのですが、実はそのあと大きな変化がありました。

今年3月頃から、実は

 

 

こんな風になっていたのです!

「あの人」と駄犬コンビがトマロビソバ家の1階に越したのです!

 

BBとあの人にとっては、K夫妻がトマロビソバ家に越してきた2015年以来、7年ぶりにトマロビソバ家に戻ってきたことになります。

(こう、文章にすると、あの人が、この狭い敷地内をドラマチックに転々としてきた謎歴史が明らかに。。)

 

 

・・・そして、実は、この私たちのこの土地での暮らし方は、実はトマスが旅立ったまさに翌日に(つまり今週の月曜日に)、さらに大きく変化することを予定していました。

 

私はあまりスピリチュアルな人間ではありませんが、トマスのあまりの潔い引き際に、きっと長男のトマスは、その変化を予定して、その変化によるいろいろなトラブルを一挙に引き受けてくれるように、物事の節目に旅立ったんだなと、強く思っているのです。

 

 

そういうことを鑑みると、ここ最近の私の大きな身の回りの変化を、ブログに書き記すことで、トマスが私の人生の大きな節目に旅立って、そしてそれはきっと私たちをこれからも見守ってくれようとしていた、トマスの愛だろうなということを忘れないでいられるなと思っています。なので、トマスが旅立って早々に、こんなだらだらとブログを書いてみました。

 

トマスへの感謝と鎮魂の意味も込めて、ではトマスが旅立ったまさに翌日に何が予定されていたのかなどを、明後日以降のブログで書いていきたいと思います。

 

 

「トマーのソバで」から単なる「ソバで」になった当ブログですが、しばらくお付き合いいただければと思います。

久しぶりの更新がこのような残念なお知らせになり申し訳ないです。


インスタのほうでは経緯をお伝えしていましたが、先月中旬頃からトマスが急激に体調を崩し、余命1ヶ月程度との宣告を受けていました。


緩和ケアを行いながら、少し持ち直していたのですが、先週末くらいからはみるみる弱ってきて、木曜日の通院では腎不全の数値が振り切っており、あと数日か。と言われておりました。


それでも、昨夜まで、自分から、少し食べ、飲み、私が布団やソファにいれば足をひきづりながら胸の上にのしかかって甘えてくれていました。


昨夜、おにいちゃんと23時頃から晩酌をしながらトマスを胸に抱えて撫でていたのですが、だんだんと最期のお別れのような仕草を見せ始めました。なので、そのまま、ゆっくりと、おにいちゃんと、腕の中のトマスを撫でながら、トマスとの思い出話をしながら過ごしました。


そのまま数時間。本日、朝3時過ぎ、トマスは大きく私の腕の中で男らしく伸びをした後、空に出発していきました。

 

こんなに穏やかなお別れをさせてくれて、トマスには感謝しかありません。

ものすごく寂しいですが、トマス、男らしくて本当に見事な生き様でした。自慢の長男です。


残された私は、トマスと再会する日を楽しみに、トマスとの本当に幸せだった10年半に感謝しながら、生きていきます。




トマちゃん、長いこと本当にありがとう。

いってらっしゃい。




ロビちゃんが「げ!来た!」って顔で待ってるとおもうけど、しばきすぎないで、いつかそっちにいくまで、仲良く待っててね。




読者の皆様には、トマスを可愛がっていただき、本当にありがとうございました。