宅録♪(音源有)
まいど!
ボーカル&ギターのtoshiです!
長年勤めた会社を早期退職して目下絶賛無職の私、ヒキニートか!?っちゅうくらい家に籠っておりまして。
・・・いや、10月末までは会社に籍もあるんで給料は貰えるし、今夜も来阪しているベースの春ちゃんや地元のバンド仲間と飲むんで、現時点では無職でも引き籠りでもない訳ですが(知らんがな)。
で、そろそろ始まる我がThumbing Rallyの音源制作に向けて買い替えたオーディオインターフェースに慣れる為、ってのと、音楽活動を始めて以来書き溜めた曲達…昔のバンドで演ってた曲達も含め、気に入ってる曲達を音源として残したいとずっと考えてたんで、そろそろそっちにも取り掛かりましょうかね♪と。
で。
実はそんな想いで昨年1月から取り掛かり、オケは完成していたものの喉の不調で歌入れ出来てなかった曲がありましてね。
バンドで演ってるようなガナる発声だと大丈夫なんやけど、今回の曲のようにふわっと歌いたい時にすげぇ不安定になるんやけど、最近トライしている新しい発声練習の効果も少しずつ出始めてるし、Apollo Twin USBのUADプラグインに慣れる為にも思い切って歌入れしてやろう!と。
でもアレだ。
Apollo Twinに付属していたマイクプリだけで6種類あって、まぁ結局はNEVE1073のモデリングが一番無難(っちゅうか使い易い)だったんだけど、どれが自分の声や今回の曲調に合うのか?ってのを吟味するのに結構時間がかかりましたね。
あとはMIX時のコンプもFAIRCHILD660に決めるまで、CUBASE付属のアレコレやWAVESのアレコレ、そしてUADのアレコレ・・・とホント迷いました。
で、各楽器に挿すプラグインも試行錯誤しながらようやくMIX→マスタリングまで仕上げてみたんですが、聴き返すウチに色んな所に不具合とか気に入らない所が出て来たんで、一度すべてのプラグインをリセットしたり、音量やパンのバランスを見直したり、打ち込んだベースの音の長さを変えたりクォンタイズを掛けたり・・・と、今回UPした音源に辿り着くまで6回くらいリミックスとリマスタリングをしたんじゃないかな?
ってな訳で前置きが長くなりましたが。
19歳の時・・・今から39年も前の、フォーク/ニューミュージック少年だった頃に書いた古い曲ですが、良かったら聴いてやってくださいな♪
アーニーの生ギター弦
まいど!
ボーカル&ギターのtoshiです!
8/10に鹿児島から自宅へ帰って来てからこっち、新しく手に入れたオーディオインターフェース「Apollo Twin USB」ばかり触ってるんですがね、UADプラグインのマイクプリやコンプの感触を掴むのに、生ギターや歌を録ったりしておりまして。
で、その生ギターってのがもう数ヶ月も弦交換していないマーチンさんでして、オール合板のモーリス君に比べると死んだ弦でもエエ音で鳴ってくれはするんですが、さすがにそろそろ交換してやらなきゃね♪と。
今までずっとダダリオのEJ17(フォスファーブロンズのミディアム)を張ってたんやけど、エレキに比べて弾いてやる頻度がかなり低いマーチンさんなんで、弦を張り替えても「次に弾く時には死んでる😇」ってのがいつも悲しくて。
なので10セット買ってあったEJ17の在庫が無くなり次第、コーティング弦にしようと思い色々情報を集めてたら、フィンガースタイル系YouTuberの某氏がUPしてた検証動画で「アーニー恐るべし!」みたいなのがありまして。
ってな訳で音家で2セット買ってみました。
壊れてたクリップチューナーもついでに新調して♪
で。
EJ17と比べるとパワー感は少し弱いかな?って感じ。
もちろん許容範囲だし、EJ17は巻き弦…特に6弦が最初から微妙なセットに出会う事がある(僕だけ⁉︎)んやけど、初めて張ったアーニーのセットはバランス良く鳴ってくれてます。
もちろんまだ持ちはわかりませんが、件のギタリスト氏の評価は高い(「張りたてのダダリオフォスファーは最高」と言ってる辺り、好みは近いと思われます)し、今後に期待してみようと思います。
またレビューしますね♪
…って、需要ないかな?🤣
音の出入り口(3)
まいど!
ボーカル&ギターのtoshiです!
前回、前々回で我がThumbing Rallyの新音源作成に向けてオーディオインターフェースをグレードアップすべく、これ↓↓↓を買ったよ♪って話をしたんですがね。
ええ、Universal Audio(UA)のApollo Twin USB ってモデルでございます。
コイツを選んだ理由ってのが、名機と名高いビンテージのマイクプリやコンプレッサー達を回路レベルまでモデリングし、その出来が絶賛されている?「UADプラグイン」を使えるから(っちゅうかUADプラグインはUAの機材でしか使えないんやけど)、ってところなんですよ。
※UADプラグインについてはこちらをご参照ください。 私も最近知りました😆
マイクプリってのは宅録のヲタ度が進むと興味を持ってしまう機材のひとつですが、至宝と呼ばれるビンテージのNEVE 1073なんて百諭吉はするし、色んなメーカーから出ているクローン/コピーにしても数十諭吉…趣味レベルでおいそれと手を出せる筈もなく。
で、十諭吉ちょいのコピー品を買おうかと考えてたんやけど、前回書いたように「オーディオインターフェースが今のまま(AUDIENT id14 mkII)ではマイクプリの実力が発揮されず幸せになれないかも…」と宅録機材ショップのお兄さんに言われた事もあって、1073のUADプラグインを挿せるApollo twin USBにした、と。
結局は同じ十諭吉ちょいで「マイクプリ(モデリングプラグイン)」「オーディオインターフェース」を賄った…ということになるんで、果たしてどれだけのグレードアップに繋がったのか⁉︎ってのは甚だ微妙かもなんやけど😅
ってな訳でちょいと試してみました。
RODE NT-2の初期型を、今まで使ってたAUDIENT id14mkIIや今回入手したApollo Twin USBに繋いで、
● id14
● Apollo(UADプラグイン無し)
● Apollo(UAD 1073掛け録り)
の順に我がサミラリの名曲(笑)「platinum」の出だしワンフレーズずつ歌って録ってみました。
各トラックによって音量のバラツキが小さくなるよう、すべてをノーマライズしています。
(音量注意!!!)
① 歌のみ(EQ、リバーブ無し)
② 生ギターのバッキング入り(EQ、リバーブ無し)
※生ギターはピックアップで拾った音でUAD1073とUAD LA-2Aコンプを掛け録りしています。
③ リバーブを掛けたもの(EQ無し)
④ CUBASEのプラグインスロットにUAD1073を挿し、録り音に1073のEQとUADのコンプを掛けたもの。
・・・如何でしょうか?
発声やマイクとの距離・角度は、テイクによって多少バラツキが出ちゃうんでわかり難いところもあると思いますが、①で言うとid14直の音は一聴するとハイが出ていて元気に聴こえる印象なのに対して、Appolo直の音は引っ込んでるようにも聴こえる印象。
それは「ハイが録れていない」のか、「ロー~ミッドが濃い」のかがわからないんだけど、②を聴くと「id14はロー~ミッドが弱い」という印象に変わります(よね?笑)
ところが③を聴くと、リバーブでフワっとしてボケるからなのか、id14の低中域の薄さが目立たなくなる印象。
で、④。
歌のトラックにマイクプリをもう一度通してEQで補正してコンプを掛けて・・・と、MIX時を想定した音源なんですが、UAD1073のゲインは0、EQは12kHzを2dB、4.8kHzを1dB、110Hzを1dBブースト、60Hz以下をカットしています。
そうするとid14の腰高感が強く出て来る一方で、Appoloの音は生々しさが増してきたかな?って感じ。
(本当はトラックによってそれらの設定は変えるべきなんやけど、面倒だったので全部共通(各ボーカルトラックはひとつのバスにまとめてます)です。)
さて、一番興味があったUAD1073の掛け録りですが。
プラグインを含めNEVE1073を使う意味のひとつには、「入力ゲインを高めにしてサチュレーション(ひずみ)を加え音色を味付けして立たせる」ってのがあると思うんですが、今回やっつけで作った音源でもそれは出ているかな?と。
ただ、入力ゲインとサチュレーションの加減ってのは曲調や声色、楽器隊のバランスによっても変わってくるだろうし、もっと突き詰めて研究しないとイカンと思いました。 うん、ヲタにとっては望むところじゃ!っちゅう話ですね(笑)。
ただ、単純に思うのは。
今回初期型のRODE NT-2という安コンデンサーマイクを使ったからなのか、それをもっと上等なマイク・・・値上げして50諭吉になったノイマンのU87とかなら大きな差が付いたのか試せないのでわかりませんが、
単体で4諭吉程度のAIFからUADプラグイン込みで13諭吉程度のAIFにグレードアップした音の違いってのは、ギター弦の銘柄を変えた程度の差でした♪
生ギターの弦に喩えるなら、ブロンズ弦とフォスファーブロンズ弦ほどの違いもないかもです(号泣)。
とは言え、そんな小さな違いに喜びを見出せるのも機材/楽器ヲタの習性でもありますし、今回のようなシンプルなオケではなくバンドサウンドだと違いが大きくなる事も予想できるんで、うん、良い買い物をしたんじゃないかな?と。
ってな訳で最後に、出だしだけではなく1番のケツまで歌った音源も是非お聴きください♪