The Used
- The Bird And The Worm (Live & Acoustic At The Place)
The Used のライブアコースティック盤が良い。
このアコースティックライブのフルセットライブDVDも付いて
\2,500とか破格以外のなにものでもないわ。
昨年はSIOのアコースティックEPが見事洋楽アルバムTOPに輝いたが
このThe Used のライブアコギ盤はどこまでいくかな(・∀・)wktk
どうも、トトです。
2016年も4月に入り
このテーマで取り上げるバンドも4つ目となりました。
先月16日に【KIGH】について書いたものの
その夜にあるバンドの解散発表がネットを駆け巡った。
思わぬタイミングだったが、KIGHを先に上げなければ
先月中にこのバンドのことを書いていたと断言する。
とはいえ、こうして"4月"に入り
さっき言った昨年のアルバムランキングでも"4位"だった。
そして、このバンドを取り上げた記事はこれで"4つめ"になる。
バンド名からか、不思議と"4"が付いて回る。
そんなバンドでした。
4th 'N Goal
【イタリア出身ポップパンクバンド4th 'N Goalが解散を発表】
(ALTERNATIVE PRESS JAPAN)
昨年、最新作である『Turn On The Light』をリリースし
日本のMaxtreme Recordsとも契約し
上記EPをSupreme Editionとして、11月に日本盤をリリース。
12月には初の来日ツアーを行い、
各所でリスナーから絶賛されていた。
今年の活躍も気になる中、
3月16日
何の前触れもなく、いきなりの解散を発表。
国内盤リリース、来日公演もあってすぐのことだったし
驚きと悲しみもひとしおだった。
キャリアの割に、リリースした音源は少ないが
どれも捨て曲のないものばかり。
フルアルバムこそないが、
極上の陽性POP PUNK盤を紹介していく。
『Gason EP』 (2011)
1. 902g10
2. In Throw
3. Maybe... but Not Sure
4. There's No Passion in the End
5. Hold Fast, Stay True
6. Bling of Truth
2011年リリースの1st EP
この頃から4NG節全開の陽性POP PUNKで、
FYSやSYG直系を感じさせる、POP PUNKでいても
時折顔を見せる楽器隊のヘヴィな部分や
圧巻のシンガロングパートはさすが。
その中でもMV化された
"There's No Passion in the End"のクオリティが高いが
個人的にはそこからの3曲が良いわ。
次のEPが出る前の年には、クリスマスソングを
MV付きで自身のYouTubeアカウントにアップしている。
- Saucy Santa (Christmas song 2012)
『Dudes Legacy』 (2013)
1. Nothing but Net
2. C.B. Like Moses
3. Less Talk, More Dudes
4. Easycore / Stuck-up People
5. Bet Everything (Here.Now)
6. Music Is Over
2013年にリリースされた2nd EP
このEPといえば、バンドの代表曲にも数えられる
"Easycore / Stuck-up People"
タイトルの通り、Easycore色を発揮した曲で、
4NGがFYS、SYG直系だと言われていた理由もわかる。
そして"Music Is Over"
来日ツアーでも、アンコールラストを飾った曲。
まさかこんな形で、バンドの活動すらも
Music Is Overになるなんて思いもよらない…
と、こうして音源も決して多くない中で
2014年にはWarped Tour にも出演している。
バンドの音楽性的にも間違いないフェスながらも
イタリアのPOP PUNKバンドがWarped に出るってのも
かなり珍しい事例だったことだろう。
- Vans Warped Tour 2014 - Ventura - Mini Trip Diary
『Turn On The Light』 (2015)
01. Pickles
02. Red Line Extreme(Feat. Matty Arsenaut of A Loss For Words)
03. Turn On The Lights, Dude!
04. Out Of Tortillas
05. Drown (Bring Me The Horizon cover)
06. Ken Burns
07. Melancholy
08. Dead Poets
09. The Longest Bridge
10. Fingers Crossed
そして、昨年2015年にリリースされた
結果的にラストアルバムとなってしまった3rd EP
何ゆえ画像が半々なのかは、
最後にリンクを貼る記事を参照して欲しい。
国内盤に新曲3つと、2014年にシングルカットされた
"Finger Crossed"を含め、計10曲。
フルアルバム級のボリュームとなった。
MV化された"Pickles"や、
ラストシングルとなった"Out Of Tortillas"
AL4WがのMatty がfeat.した"Red Line Extreme"
話題となったBMTHの"Drown"カバー等
名曲のオンパレードだ。
国内盤に収録された新曲も4NG節を全く損なわない曲で、
ライブでも、聴くだけでも、大いに楽しめる。
非常に良いラストアルバムとも言えるが、反面
やはりこれで終わってしまうのは惜しすぎるとも。
記事中に名前も出したが
Four Year Strong やSet Your Goals のみならず、
Gorilla Biscuits、Attacl! Attack!、
Man Overboard、Chunk! No, Captain Chunk! 等
4NGの音楽性に合ったバンドのサポートアクトも務めた。
羅列していて今、ふと思ったが
4th 'N Goal のバンド名の由来って
もしかしてFour Year Strong + Set Your Goals なのか?
Warped にも出られる確かな実力を持ち、
近年、Emo路線に走るPOP PUNKバンドも非常に多い中
初期から変わらぬバカみたいに明るく、爽快感に満ち溢れた
正真正銘のPOP PUNKソングをリスナーに提供してきた。
自分自身も、POP PUNK好きだが
そういったEMO路線に走るようなのはむしろ少し敬遠したく
やはりド陽性なPOP PUNKが大好きな故に
4NGのように、そういったPOP PUNKバンドが
今のシーンにいることを嬉しく思ったし
ライブもめちゃくちゃ楽しかった。
昨年言ったライブの中でも、"楽しさ"だけで言ったら
間違いなくTOP 5には入る。
Maxtremeのレーベルオーナーからは
今年新譜のリリース予定と、再来日の話もあったと言っていた。
なおさら残念でならない。
近年、休止や解散するバンドが後を絶たないが
そういったバンドの中でも
個人的にはいちばんショックだった。
ただ、解散の理由としては
メンバーの不仲等では決してなく、
むしろ前向きな解散だった。
(解散して前向きも何もないが…)
解散や休止するバンドが多いが、それと同じく
活動を再開するバンドも非常に多い昨今。
後ろ向きな解散ではないなら
4NGもいつかの再始動を強く願って止まない。
再び動き出した際は
4NG節全開の底抜けに明るいPOP PUNKソングと
二度目の来日を是が非にでも期待したい。
そうなる時を心待ちにしている。
過去記事からの参考資料
【4th'n Goal - 今、イタリアのPOP PUNKがアツイ!】
【2015 LIVE REPO 45th. 4TH 'N GOAL JAPAN TOUR 2015】
【2015 Best CDs - TOP 10 海外編】