先日、某テレビ番組📺で、「命をつなぐ動物園」というテーマで、ポーランドの動物園をとりあげていた。
第二次世界大戦中、ワルシャワ動物園の園長、ヤン・ジャビンスキさんと、その奥様、アントニーナさんは、ナチスドイツが侵攻している中、多くのユダヤ人を救出しました。
数年に渡り、動物園の台所の床下の地下室(動物のエサの貯蔵庫)に、ユダヤ人を匿っていました。
普段は、ユダヤ人達にも仕事を与え、ユダヤ人達は、働いていたそうです。
そして、ナチスが、動物園に来ると、ユダヤ人達は、地下室から、トンネルを抜け、外に身を隠したそうです。
その合図は、奥様のアントニーナさんが弾く、ピアノでした。危険を知らせる曲は、オッフェンバッハの曲「美しきエレーヌ」でした。
そして、安全を知らせる曲は、ショパンの曲でした。この曲が流れると、ユダヤ人達は、外から地下室に戻ってきたそうです。
そのようにして、約300人もの人達を救ったそうです。
日本人の杉原千畝のような働きです。
12月15日から、これが映画化された「ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命」が公開されます。