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一生バイクに乗っていたい!

主にバイク&キャンプネタを書いていこうと思います。


東京堂 目白店へ。


 先週お邪魔した際、御主人が忙しくて話が聞けませんでしたが、作業予約だけして帰りました。


で、本日作業予約日でして、ワクワクしながら訪問しました!


老舗中の老舗、東京堂 目白店さん。


大先輩の方々が、若い頃から存在していたお店で、御主人に聞いたところ、やはり先代の御主人の代からお店はあったそうです。


作業場へバイクを入れいよいよ作業開始です♪



スロットルボディ&燃料ブースター取付け!


 今回初訪問した理由は題名の通り↑。


 まずは掛かった費用。👇



部品代は、写真の通り。

¥12650

工賃は確認忘れましたが、¥4000代だった様な…
オイル交換も含めての総金額は、¥21978となりました。


 カブの初速のモタツキと登坂能力の無さが、同時所有するトルクモンスターのCT125と、どうしても比較してしまう為、不満に思ってました。


『あと薄皮1枚だけでも良いから、トルク上がんないかな?』と。


東京堂オリジナルのキットとして、燃料ブースターなるモノとセットで販売されており、その役割は、ECUに誤認識させ、燃料を多く吹かせるというモノらしいです。


吸入量増加に伴い、燃料も増やしてあげないと最適な効果は期待できないですもんね。


そこで疑問になるのが、エアクリーナーの変更はしなくて良いのか?


このキットに関してはノーマルでも問題ないそうですが、BRD製のエアクリーナーボックスとマフラーが付けられると更に良いパフォーマンスをしてくれるそうです。


よく巷で聞く、純正エアクリーナーに穴空けする行為は意味がないそうです。


例えるなら、飲み物をストローで飲む時にストローに穴を空けるのと一緒だと。


吸引力が抜けて吸うのに更に力を要しますよね?

50ccとかだと顕著で、元々加圧が少ないのに更に少なくなる行為だとのことです。


要は大事なのは空燃比の最適化だと。


無作為に穴空けすることで、流速が変に乱れて逆効果だという事で、変えるならアフター品に変えた方が良いと。


しかしBRDのエアクリーナーボックス。 

品薄で入庫も中々入って来ないそうです。

入ったら即交換しに行こうと思ってます。


純正エアクリーナーボックス内部👇


左側純正16パイ。右側東京堂製22パイ、共にイン側。


アウト側👇の方が径の違いが大きいですね!


そしてちょっと見難いかも知れませんが、シャッターバルブの中央ネジ部分。

純正はネジ頭の突起がありますが、東京堂製(ケイヒン製)のネジ頭に差があります。

純正👇 


純正は突起が大きく、吸入抵抗になるそうです。

東京堂製👇

 
突起が殆ど無くて、抵抗が少そう。


燃料ブースター取付け。


 そしてこの紫色のケーブルが燃料ブースター。

あまり知られてないそうですが、これが良い仕事をしてくれるそうな。



配線に割り込ませるそうです。


ギボシで取付け。


今だと実際15℃前後の気温だとして、このブースターによって40℃位の気温と誤認識させ、燃料吹かなきゃ!!って状態にさせるそうです。


配線の配置。


ギボシ。


気になる燃費ですが、聞くところによると、街乗りで2km/l減位。ツーリングだと逆にかなり向上して70km/lオーバーが余裕というお客様もいるのだとか。


ストップ&ゴーが少ない分、理想的な空燃比を継続できるからなのでしょうかね?


これに関しては後日、データを投稿したいと思います。




東京堂オリジナルオイル注入!


 そして加えて同時に行ったのが、東京堂オリジナルのカブ専用スペシャルオイルです!


いくつか種類はありましたが、今回は初めてということもあり、スタンダードのTBO2sというグレードをチョイス。


粘度は5W-45だそうです。



更に上にZEROや3があるのですが、こりゃまた凄く良いらしいので、戻れなくなるからまずは2からがお勧めとw

そんなに良いんかい?w

自分でやる場合はパッケージ売りもされてますが、ここで交換すれば、測り売りで交換してもらえます。

御主人も仰っておりましたが、オイルも立派なカスタムパーツだと。

普段G1入れていたのですが、月とスッポンの差があるそうな…w

意見が別れるオイル交換サイクル。
説明書のG1 3000km交換というのは、御主人曰くお勧め出来ないと。

実際にピストンを見せてもらって説明を受けましたが、納得!!

ピストン裏にある4つの穴やピストンリングにカーボンが固着して、特にリングの方は動かなくなるそうな。

加えてカーボンスラッジがピストンに噛んで痛め、エンストも起こす場合もあるとか。

なので、Gシリーズは1000km交換がベスト!

今回のオイルは乗り方にもよりますが、そんなに回さない走りなら3000kmはいけるそうです。

回すなら2000km交換推奨。減りを見ながら判断ですね。

見た目はどれも一緒ですなw


このオイルヤバい!!


 一通り取付け終わったら、御主人からこのルートで試乗してきて欲しいと、地図の案内がありました。


直線の長い所、坂道、信号多数エリアと、試すには丁度よいコース。

クルって一周りできるルートです。


まずはファーストインプレッション。

最初のギアチェンジで直ぐ解りました。


ギアの入りが良い!スコスコ入るよ♪

 

エンジンの濁った嫌なノイズもかなり軽減。

私は元々振動は気にしてない方でしたが、振動も軽減。


よりステップの振動が気になったクロスカブの方が効果大かもしれません。


何か上質なサウンドになり、元々控えめなサウンドの『ナナカンパニー』のマフラーの音が強調されてる気がする♪


滑らかに回転が上がっていくのが感じ取れます。

これは良いですね!

後日ハンターカブの方も入れて見よっと♪ 


スロットルボディのインプレッション。


 そして今回の題目である、スロットルボディの効果。


オイル交換と同時というのもあって、分けて感じ取れるか不安がありましたが、大丈夫でした!


ハッキリと分けて理解することができました。


最初の一捻りで直ぐ感じました!

ノーマルだとワンテンポ遅れて動き出す感じが、信号待ちからのスタートで不満でしたか、こちらでは直ぐに反応!


レスポンスが向上されました!

一言で言うなら、この『レスポンス向上』に尽きると思います。


エンジン、ギア比の特性上、回して稼ぐタイプ。

ハンターカブCT125とは性格が違います。

それはやる前から理解してました。


トルクが向上するというよりは、レスポンス向上で美味しい回転数域に直ぐに到達し、キープできるということ。


平地であっても、前に車が居て減速したと思ったら、再加速するシーンて街乗りでは沢山あると思います。


そんなシーンでも4速キープで再加速できるシーンがとても増えました!


例え3速に落としたとしても、思い通りの加速感で気持ち良く加速してくれます。


加えて不満だった坂道での加速。

こちらも美味しい回転数域をキープし易いので、かなり粘ってくれる様になりました。


ハンターカブCT125程ではありませんが、大分力強くなりました。


普段はフードデリバリーで使用しているJA44ですが、ツーリングに持ち出す機会は増える事間違いなし!!w


ハンターとは違った愉しさがこのバイクにはありますね。


他にも作業中に色々な話をしましたが、カスタムに対しての疑問やお勧め度等、凄く濃厚な時間を過ごす事が出来ました。


作業によっては『ハングアウト』さんを強くお勧めされました。

御主人にとっては師匠的な存在で、『私なんてとても敵わない』なんて仰っておりました。


それでも東京堂の御主人も充分カブに精通された方だというのは、今回凄く感じましたので、これからも何かあったら、相談しに行こうと思ってます。


次はハンターの燃料ブースターとオイル交換と…✍w