目先の条件に囚われない選択「視」 | 今日のご相談

今日のご相談

大田麻美がその日に受けた住宅相談を毎日綴ります。

 

結婚するまでご主人が両親と暮らした実家

結婚を機に、ご両親が別の住宅を購入され

ご夫妻は実家で結婚生活スタート。

 

お正月に住宅話になり

ご両親が、実家をあげるから建替えたらと提案。

 

サプライズ発言にご夫妻は舞い上がったそう。

すぐに住宅展示場回りスタート!

 

続々と提案される図面に少しずつ疑問符 「?????・・・」

それが何か理解できたのは私のセミナー聴いた

「生涯」 という言葉だったそう。

 

もらえる実家の土地面積は19.5坪

3階建てでないと生活ができないのです。

 

駅から徒歩圏だけどご主人の趣味が車。

1階の一部は絶対にガレージが占領してしまうスペース。

 

「生涯」を考えた時、

老後に1階だけで生活するのは不可能。

リビングを1階に配置するのも希望する広さ的に不可能。

階段を使いながらの生活は快適なのかも不安。

 

でも、坪80万円はする土地をもらるのはありがたいのが本音。

 

 

ご相談があった時、選択肢の一つとして

「ご両親に土地を貰って売却してもいいか相談してみては?」

 

私の言葉に驚かれ、ご両親への遠慮がありましたが

ご相談されると、ご両親から快くOKが出たのでした。

 

相続対策をされた後

駅からは遠くなりましたが納得の45坪の土地購入され

1階に希望の広さのリビング

老後も1階だけで生活できる2階建ての家

完成したとご報告ありました。

 

 

生涯暮らし続けるつもりのお家なら

やっぱり「生涯」でかんがえよう。