みなさん、こんばんは、ムラタです。

松本公演3日目、昼の部で1名が初日、2名が大千穐楽、追加公演の夜の部では1名が初日、となった、久々の昼夜2回公演でした。

 

昼の部で初日を迎えたのは、テナルディエ/斎藤司さん。

客席開場前に、舞台稽古中に十分な時間のとれなかった場面の確認稽古を行って、本番に臨みました。

夜の部では、ガブローシュの井伊巧くんが初日を迎えています。

 

一方で、ジャベール/上原理生さん、アンジョルラス/木内健人さんの2人は、昼の部、早くも2021年My大千穐楽を迎えました。

 

 上原ジャベール、セットの上にスタンバイ

 間もなく開演です

 

 開演

 ガレー船を漕ぐ囚人たちの後ろ、背中を向けたジャベールは望遠鏡を

 手に周囲を監視しています

 

 上手(舞台向かって右手)袖の、2幕開演直前の様子 

 火のついたトーチを手にした上原ジャベール(左から2人目)

 木内アンジョルラスは、荷車の上に乗り銃を手にスタンバイ(右端)

 

 

カーテンコールでは、バルジャン/佐藤隆紀さんの進行で、木内さん、上原さんの順に千穐楽ご挨拶がありました。

 

 

 

今期、アンジョルラスとして新たにカンパニーに加わった木内さんからは、

 

 

「本日はご観劇いただきまして、誠にありがとうございます。アンジョルラス役の木内健人です。

ホントに、こんな状況の中、こうしてたくさんのお客様が劇場に足を運んで下さって、あらためて、この『レ・ミゼラブル』という作品は、たくさんの方に愛されているんだなと感じましたし、その作品の中で自分は……えっと…(言葉に詰まり、客席から温かい笑声が)…すいません…演じることが出来てホントに幸せでした。

まだまだ予断を許さない状況ではございますが……先に、大千穐楽を迎えさせていただきますが、気持ちはみなさまと共に、この『レ・ミゼラブル』が、この松本の地で…ちょっとナマってしまいました(苦笑)、松本の地で…大千穐楽を迎えられることをホントに、心の底から願っております。

またみなさまと、演劇を通して劇場でお会い出来ることを、心からお待ちしております。本日は本当に、ありがとうございました!」

 

 

続いて、前回に続き二度目のジャベール役となった上原さんからは、

 

 

「本日は『レ・ミゼラブル」松本公演にこうしてご来場下さり、誠にありがとうございます。あらためまして、本日一足先に千穐楽を迎えました、ジャベールを務めました上原理生です。

まず、またこうして再開が出来たこと、そして、 一人の歌い手として一人の役者として、この、ホントに素晴らしい、オペラハウスのような まつもと市民芸術館のこの舞台に立てたことを、心より嬉しく思っております。

今回のこのツアーの中で、初めての出来事に遭遇しまして、こう…みなさまもそうだと思います、我々もこう、モチベーションを保つこととか、どういう風に受け止めていいのか判らないことがいっぱいあって…でも、本当にこうして舞台で公演が出来ること、その上で…歌うことが出来ること、この上で…その人物となって生きることが出来るっていうのは、本当にありがたいことなんだな、そういうがどんどんどんどん、なんか難しくなってるなっていうのを…痛いくらいに肌で感じる日々でした。

最後まで…まだ公演が続きますので、この『レ・ミゼラブル』が一回一回、無事に、このカーテンコールの瞬間をちゃんと迎えられることを、一足先に抜けて東京から、心から祈っています。そして罹患されてしまった方もいて、その人たちの回復のことも、一人のパフォーマーとして願っています。

どうかどうか、最後までこの公演を応援し続けて下さい。そしてカンパニーのみんなも、そして、みなさまも、どうかお身体に気をつけて過ごされていって下さい。本当に今日は、ありがとうございました」

 

 

 上原ジャベール(右)と木内アンジョルラス 

 

 

上原さん、木内さん、2021年公演、大千穐楽おめでとうございました!!

 

明日10月1日は、松本9回公演の折り返しです。

明日もよろしくお願いします!