みなさんの心と体の元気を応援!!
とことこです。
新型コロナウイルスと川崎病のお話➂です。
川崎病って?のお話の続きです。
川崎病は、早期診断し早く治療にはいることが大切です✨✨✨
早期診断するには?
川崎病に詳しい医師に診察してもらうことです。
小児科にかかれば大体の先生は把握されていると思いますが、小児科行かない方も多いですよね
☆近くに小児科はないから具合が悪いときに遠くまで連れて行けない。
☆小児科の薬は弱い。
☆小児科は、抗生剤を出してくれないからイヤだ。と、内科や耳鼻科に受診されることが多いですよね。
でも、小児科の疾患は発疹がでるもの、イチゴ舌、などなど、大人の病気とは違うものが多いんです。
もちろんどの科の先生も知ってらっしゃいます。
でも、川崎病には➁でもお話したように不定形の川崎病があります。
これは、少し通常とは違う出方をするので診断がつけにくいです。
私が大学病院の小児科病棟で働いていたとき・・・
診たことがある患児さん。
高熱は続いていたのですがまだそれ以外は全身が真っ赤にはれて、頸部リンパ節のはれ。よく見る川崎病では、ありませんでした。
でも、その時点で川崎病と診断。治療を開始しました
たくさん川崎病を見てきている先生は、見えるものがあるのだと思います。
川崎病は、原因不明、まだまだ研究途中の病気です。
今回の新型コロナウイルスでは、症状がそろわない不定形の川崎病に類似してると言われていますから、尚更慣れた小児科の方が診断が早い可能性が高いと思います。
好発年齢は4歳以下ですが、小学生の子もかかります。
新型コロナウイルスでは、ニューヨークで21歳の方が類似症状を発症していますので、広い年齢層で可能性があると思っていただいた方が良いとおもいます。
次回は、➀で簡単に触れましたが
今回の新型コロナウイルスと川崎病。
日本での状況のお話をしたいと思います🎶
↓
東京は、まだ、ステイホーム。
いえいえ、緊急事態宣言が解除された地域も出来る限りの三密は避けること大事だとおもいますよ。
一人でも多くの方が元気で過ごせますように💕