今回のルール変更について

 

館内の撮影はあくまでの来館記念の思い出に許可させていただきましたが、

ウィキペディアはじめ、様々なインターネット上の情報サイト、アプリに、

徳川ミュージアムの著作物を無断で転載する行為、無断で商品を作り販売される方が多くいらっしゃいます。

 

過去2度にわたり、徳川ミュージアム公式ツイートにおいて違反行為が継続する場合は撮影を禁止する旨、告知してまいりました。

また館内での告知、警備員による警告なども実施してまいりましたが状況の改善は見られませんでした。

 

多くの博物館、美術館では展示館内の撮影は一切禁止となっております。

しかし徳川ミュージアムではICOM会員館として、海外の優良な博物館・美術館に倣い来館者サービスの向上と公開を目的に館内撮影を許可してまいりました。

この実現には来館者のご理解とご協力が不可欠ですが残念ながら著作物のコピー利用が収まる兆しはありません。

 

展覧会における著作物の著作権の保護も博物館の責任です。

 

今回、協議の結果、

撮影スポット以外の撮影はいかなる理由においても全面禁止とさせていただきます。

 

なお、この措置は臨時措置とし、今後もSNSやウィキペディアをはじめ、

いかなるインターネット上の情報サイトにおいて保護されるべき著作者の権利を守るため著作権表記のない無断使用・転載が行われた場合には館内撮影の全面禁止とすることを申し添えます。

 

 

公益財団法人徳川ミュージアム

館長 德川眞木