若手と並んで仕事をすると | 株式会社ハナオカ

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ビッグに成る男のブログ

おはようございます。
いつも読んでいただきありがとうございます。



現場で若い子達と一緒に仕事をすると、様々なことが見えるし、逆にこちらが学ぶことも多いです。
若い子達と言っても、僕自身まだ42歳なので、シルバー世代の方から見るとまだまだ若僧なのですが笑


独立したての頃は僕も若かったこともあり、今の様な第三者的な目線で自分と若い子達との関係を見ながら仕事をするなんて、とてもできなかったです。
自分に精一杯で、毎月のお給料を持って帰るために毎日の売上の事ばっかりを考えて、従業員やお客様の事ことも二の次だったと思います。
当然ですが、その頃に働いてくれていた若い子達は全て辞めていなくなりました。
当たり前ですよね笑


その後、色んな人との出会いと、色んな教訓のお陰でやっと少しずつですが、現場で共に働く社長の在り方が分かりつつあると思っています。
やはり何事も、経験と失敗なしでは上手くいかないです。
当時の苦い経験や反省があるからこそ、今の若い子達と接する時に、しっかり考えて物が言えたり、行動できたりします。



『社長や上司が、同じ土俵に立ってはいけない』


僕の尊敬する方から教えていただいた格言は、常日頃から感情的になり易い社長や上司にとってこの格言は、とても深く、実行するのは大変難しいですが、この感情のコントロールが出来る人こそ本当の上司だと思います。

そして、自分の若い時はこうだったから今の若い子達にも同じ様にしてもらう、同じ様に教える、は絶対ダメです。
よく職人の世界では、昔は盗んで覚えなあかんかったとか、頭を張られて叩き込まれたとか聞きますが、そんな考え方は間違いです。
人それぞれ考え方、育った環境、資質、性格、体力、全く自分とは違う他人が、自分と同じ仕事をできる様にどう工夫して教えてあげるのか、成長させて引き出してあげるのか、それこそが1番難しくて楽しい管理職だと思います。

『この子にはこれは無理だろう』
そう思っているのは僕達上司側だけで、若い子達の可能性は無限です。
任せる喜びを、最近は特に感じています。
それを知り得る事が出来ただけでも、ホント僕は幸せ者です。