Summertime | 東京エスカルゴ。の ワン・ツー・スリー

東京エスカルゴ。の ワン・ツー・スリー

劇団東京エスカルゴ。
メンバーによる自由と放埓の日々を綴った日記。

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お世話になっております。

荻野祐輔です。

今日は我が座長の公演を観劇してきました。

演劇集団円

『DOUBLE TOMORROW』@吉祥寺シアター

 

写真は次回の東京エスカルゴ。12月公演『扉のむこうのコト ~Tickets,please!~ 』

に出演してくださる、

渡辺穣さん

エスカルゴの仮チラシを持ってくださってます。

そしてお馴染み、

小林亜美さん

 

穣さんは今回の『DOUBLE TOMORROW』にも出演しております。

 

凄い作品でした。

ストーリー、役云々でなく、板の上の人間が試されているという感じがした。

その人自身が今ある状況でどう感じて、どう動くのか。みたいな。

もちろん相当な稽古を積んだ作品らしいのだけど、

それでもそこから漏れてくるような、瞬間瞬間にその人でしかない、

トラブルも含めて生っぽい表現が出たときにドキドキする。

あーこれは世界が揺れているのだ。

と言うとかっこいい気がしたから最後の一行を加えました。深い意味はないです。

 

で、座長玉置祐也。

普段のエスカルゴでは見られないような役をやっています。

玉置が舞台上に一歩踏み出すと、そこにはラグジュアリーな空間が広がる。

大人なラグジュアリー空間だ。

もう一度言おう。

大人なラグジュアリー空間だ。

 

ちょっと大人な玉置祐也

大人玉置。

祐也玉置。

紳士玉置。

そこには女性に恥をかかせまいとする愚直なまでの紳士さが溢れていた。

スマート紳士ではない。

愚直紳士だ。

 

全体的にセリフも少ない作品だが、身体が雄弁に語る。

玉置の身体が躍動して、饒舌になっていく。

玉置の躍動は空間の躍動。

空間の躍動は世界の揺らぎ。

そこにはもう役なんて概念がない。

「三國連太郎よ、奥歯を抜いてどうする」

私は確かに玉置からそんなメッセージを受け取った。

止まらない饒舌玉置はパンフレットで熱っぽくこう語る。

「口では上手く説明出来なくて、息もできない」

 

 

 

9月17日までやってます。

詳しくは下記サイトを御覧ください。

https://en3987.wixsite.com/doubletomorrow