こんばんわ☆

 さぁ2回目となった
『フィリーソウルへの道』
 ですが


 果たして、何回続ける事ができるのかが
 大分、心配です。。。。。



 と、今回はこの曲/このミュージシャンに焦点をあて
たいと思います。

 
 僕は高校生の時にこの曲を聞いて、探してたのはコレやんけ~~
 と、体中に電気が走ったかのような衝撃を受けました。


 ずばりそれは


Alton McClain & Destiny - It Must Be Love (1979)(曲名をクリックして頂ければyoutube動画へ飛びます)
 


 です。


 このAlton McClain & Destiny(アルトンマクレイン&ディステニー)

 は調べてみると
 こんな感じです↓


1)
 

 70年代後半から80年代前半に活躍した女性R&Bヴォーカル・トリオ。

 1979年の「It Must Be Love」が、最大のヒット曲。

 
 この曲は、 the Emotionsの"The Best of My Love"に似ていることでも有名でした。
 プロデュースは、MotownのFrank Wilson。



 

2)

 アルトン・マクレーンを中心にした女性3人組「アルトン・マクレーン&デスティニー」は、
 1978年に米ロサンゼルスで結成。

 雰囲気的にはエモーションズに似たトリオですが、
 アルバム3枚を出して3年後には解散しました。

 デビューアルバム「It Must Be Love」の同名シングルカット曲(79年、R&Bチャート10位)がなんといっても代表曲。
 

 同じアルバムに入っている「Crazy Love」(同、同69位)も、
 ダイアナ・ロスの「ザ・ボス」をほうふつさせるさわやかで高揚感のある曲調でして、
 ディスコ的にも名曲といえます。
 

 いずれも、デニース・ウィリアムスばりの(先週、特集したアーティスト)
 アルトンの高音がさえわたっております。



 ただし、このへんで説明がほぼ終了してしまうのが、
 このトリオのイタいところ。理由はよく分かりませんが、
 81年にはあっさり解散してしまうのです。


 まあ、曲としてはなかなか強い印象を残したのですけど、
 チャート的に振るわなかったのが原因だったのでしょう。

 エモーションズをはじめ、ほかにも同じような人気女性グループがありましたしねえ。
 
 2枚目アルバム「More Of You」(80年)、
 ラストの3枚目「Gonna Tell The World」(81年)と、


 セールス的にどんどん落ち込んでいったというわけです。

 アルトンは解散のすぐ後、
 コン・ファンクシャンやパティ・ラベルのプロデューサーであるSkip Scarboroughと結婚して家庭
人に。

 
 残りのメンバーのうち、Roberta StigerはKrystolという女性ボーカルグループに加入し、
 80年代中盤まで活躍しました。

 
 もう一人のメンバーであるDelores Warrenも一時、このKrysitolに曲を書くなどして参加していたのですが、
 85年に交通事故で死去。
 32歳の短い生涯を終えたのでした。

 良くも悪しくも、「It Must Be Love」の1枚に尽きる人々であります。



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 と、僕が衝撃を受けた割には
 なかなかシビアな評価が一般的みたいです。


 そして、ここで名前をかなり上げられている
『エモーションズ』。


 来週はこの人たちの特集をしたいと考えていますが

 アルトンがこのエモーションズのプロデューサーと結婚したのが
 解散の原因とも言われているみたいです。
 


 と、何はともあれ僕としては
 このストリングスの艶やかさは
 フィリーソウルの象徴とも言えるものだと思います。

 
 曲も本当に良いもんな~。。。。。
 出だしのギターも冴え渡りまくりです。


 と、この第2回は
 
 Alton McClain & Destiny - It Must Be Love (1979)

 をご紹介させて頂きました!!

 また来週もお楽しみに!!